母乳中の主なタンパク質「αラクトアルブミン」には、抗がん作用があります
αラクトアルブミンは、体の中で消化されて、
HAMLETとなります
(HAMLET:human alpha-lactoalbumin made lethal to tumor cells)
HAMLETは、正常な細胞を攻撃することなく、がん細胞だけを細胞死させます
カルフォルニアでは医師の処方がある場合、母乳バンクより、
母乳を購入することができるそうです
カリフォルニアの母乳バンクでは、過去4年間で28名の成人患者さんに、
母乳を販売されている
抗がん剤治療中の成人患者さんは、免疫機能を高めるため、
また、抗がん剤による、副作用を減らすために母乳を飲むそうです
もちろん、
母乳育児で、ママからおっぱいや搾乳をもらっている赤ちゃんたちも、
母乳の中の、αラクトアルブミンを消化して、HAMLETに代謝しています
そのため、
母乳で育てられる赤ちゃんたちは、HAMLETによる作用により、
小児がんになる可能性が、低くなることがわかっています
また
新生児期から潜在的に、がんになる可能性のある細胞が攻撃されているため、
将来、がんになる可能性が低くなるのではないかと、推測されています
さらに、
今はまだ研究段階ですが、HAMLETは現在有効な治療法がない脳腫瘍にも、
有効な治療法となる可能性を、もっているようです
医療の世界は、たった数年前には考えられなかったような進歩がありますね
ハンセン病、結核、C型肝炎・・・
世界中で病気と闘う人のために、多くの研究者の方たちが使命感をもって、
努力を重ねられている・・・
また、新しくできた治療法を、多くの患者さんが勇気と希望をもって、
試されてきた・・・
本当にありがたいことだと思います
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