きっと、今日父親とはなしたから。
ほんま怖いねんなぁあの人。
あの人は、すごい大きい悲しみと憎しみと不器用さ、を抱えている。
愛情に飢えている。
やから、妻に愛情を求めすぎて、
期待をしすぎて、
それが裏切られた時、復讐する。
狂気。
あの、恐ろしい顔が忘れられない。
全てを壊しそうな、
人を殺してしまいそうな、
そんな顔。
ただ怒っているわけじゃない。
その中に、今まで蓄積してきた怒りとか憎しみとか悲しみがみえる。
全てを飲み込んで、壊しそうな。
うちの父親は「脆弱」だ。
脆い。
見た目は、いかつくて、ゴツい感じやけど、
精神は幼くて、すぐに傷つく。
ほんまに、脆い。
脆いだけなら可愛いけど、
それを周りのせいにして、
逆恨みして、
男の力で周りを傷つける。
典型的なDV男。
目はギラギラしてて、
他罰的で、
周りを見下して、
自分が一番偉くて正しくて、
自分の身内以外には良い顔をする。
見下してる人以外には、ヘラヘラ媚へつらって、
家に帰ってきてその人の悪口を言う。
他人に興味を持てず、
愛情も、思いやりもない。
自分が悪者にならないために、義務だけで生きている。
なんつーか、
こんなクソ男なんやけど、
こんなクソ男なんやけど、
いかれた人格だけじゃなくて、
その中に「人に好かれたい」
「良い父親になりたい」
という、
願望や苦悩もみうけられる。
「愛されたい」
「良い父親になりたい」
「仲良くしたい」
そんな気持ちがあるとわかる。
やから、
私も苦しい。
今日も、
必死にどもりながら、情けないくらいたどたどしく、
でもいつもみたいに偉そうに話しかけてきて、
そんな姿を見せんといてくれって思うくらい悲しくて情けなかった。
そしてその後の罪悪感。
あんな必死に、私とコミュニケーションをとろうとしてきたのに、
ちゃんと優しく、楽しそうに会話をしてあげなかったわたしは最低だ。
親不孝ものだ。
とか、
すっごい自分を責めた。
でも、
無理なものは無理。
信頼関係や親密さを、私たち二人の間で築いていないから。
むしろ私は、あの人が怖くてたまらない。
狂気を見せられた人間と、仲良く親密にできるほうが不自然で壊れてる。
今までがそうやった。
でも、自分を取り戻して、
あの人への恐怖と拒絶が、日に日に増していく。
私はそんな自分を責めない。
親不孝ものだとも思わない。
私はあの人から受けた心の傷が痛すぎて、
自分を癒すのに精一杯で、
あの人を助けようとか、
良い関係を、あの人のために築くように頑張ろう、なんて、思えない。
そんな場合じゃない。
最近やっと自分の中に落とし込めた。
私はこんなにも、あの人が怖かったんや。
家族って苦しいね。
ただ血が繋がってるってだけやのに。
血が繋がってるだけで、親密さや信頼関係ができるわけじゃないのに。
あの人の情けない姿をこれ以上見たくない。
見るたびに、
自分を責めてしまうから。
あの人の虚しい人生を想って悲しくて泣けるから。
なんであの人が父親なんやろう。
本当は、
大好きになりたかった。
信頼したかった。
守って欲しかった。
なんで、私にあんな顔みせたん?
あんな顔、絶対見せたらあかんやろ。
子どもに。
なんで、私のこと脅したん?
絶対あかんやろ、父親が子どもを脅したら。
しかも母親をたてにして。
よく、そんな情けないことができたな。
私のことクズやっていったけど、
あなたの方がクズや。
私はこんなにも、傷つけられた。
私、男の人怖くて、萎縮してしまって普通にできひんねんで。
優しい人がいても、
疑ったり、この人にも情けないクズな部分があるんじゃないかって
必要以上に、気持ち悪いくらい観察してしまう。
もし嫌なところを見てしまった時怒りがわいて自分をコントロールできなくなって、見下したり、攻撃してしまったりするんやで。
なんで、あんなことしたん。
なんで、あんな顔したん。
なんで、あんなこと言ったん。
許せない。
私もう、ほんまに離れたい。
完全に経済的に自立して、
離れたい。
私があの人を必要としなくなれば
あの人も関わってこないだろう。
やから、今勉強して、資格取るために頑張ってる。
そのモチベーションは、
あの人から離れたい、その気持ちなんや。
「全てが壊れるんじゃないか」
この恐怖に今も困っている。
でも、私は力をつけた。
成長した。
あの時の、
ちっぽけな私じゃない。
今はもう、
あの人が暴れても、
ただただ警察に通報するだけ。
勝手にやってくれ、そう思う。
強がってるのかも。
でも強がらないと巻き込まれてしまう。
強がることも自分で決めたこと。
やからか、最近は強がらない自分を出すこともできるようになってきた。
前に進めている。
わからへん、
何かこの先変わるかもしれへんし、
あの人が死ぬまで
私が死ぬまでこのモヤモヤは消えへんかもしれへん。
でもしょーがない。
すぐに解決できひんことがあるってことも認めたい。