さんざん馬鹿にして私を下に置いてきたやつを見返す。
そして、突き放してやる。
母も父もおばも、
私を取り巻く人間たちは弱くて、小さくて、
私が成長するのを恐れた。
馬鹿にして見下して茶化して、
なんとかして私の上に立とうとしていた。
子どもの私を子どもとして扱わなかった、
いつも同じ土俵だった。
今思えば幼い私とあの人たちは同レベルで、
あの人たちは幼かった。
そんな幼い人間に足を引っ張られたくない。
いつまでもその人たちの下にいて、悔しい思いをしたくない。
でも、今実家にいる。
実家にいる限り、「家族」という組織の一員でいるしかない。
その中で問題が起きれば私にも余波が来る。
それがたまらなく怖くて、私は今まで通り従順で馬鹿で無力な子どものままでいる。
でも、実家からでさえすれば、
私だけの落ち着ける場所が手に入れば、
たとえ私らしく生きて家族から嫌われようとも、関係ないのだ。
自分で生きていけることは、
自分らしさ、自由を手に入れることと同じ。
早く、早く家を出たい。