前回少し触れたが、世の女性はやたらと痩せたがる。

少し過熱しすぎな面もあり、摂食障害などの発症を招く危険性もあるので、最近のダイエットブームは少し心配なくらいだ。


私が思うに、体重は誰に見せるでもないのだから、見た目が痩せていさえすれば、どんなに体重があろうが全く問題ないと思う。

だから、食事制限で安易に体重を減らすのではなく、筋肉をつけた方が良い。

「ムキムキはイヤ!!」と思う方もいるだろう。

そんな事を心配する必要は全くない。

詳しくは次回話そう。


今回は食事制限の危険性について。


「楽して痩せたい」と思う方が大勢のせいか、世の中には危険な食事制限が数多くある。

バナナダイエットだとかタンパク質抜きダイエットだとかがそうである。

食生活が不摂生で、栄養が偏っている芸能人や、本当に肥満と医師が診断した人がそういったダイエットを行うと、確かに効果は出る。

だが、普通の人がそういった食事制限を行っても、効果がないばかりか、かえって健康に害を及ぼす危険性がある。


前回のブログでも述べた通り、人間の体のほとんどはタンパク質でできている。

肌も髪も爪もタンパク質でできている。

タンパク質抜きダイエットなんかを行うと、そういった所に栄養が渡らなくなり、肌はカサカサ、爪は割れ、髪は艶を保てなくなる。

それは他の栄養素でもそうで、炭水化物は体を動かすエネルギー源であり、不足すると体が重くなり、やる気も出なくなったりする。


食事はバランスよく食べ、腹八分目で抑えるのが一番である。


また、食事制限だけで痩せようとすると、筋肉が鍛えられるワケではないため、一定の体重に差し掛かるとそれ以上は痩せなくなる。

基礎代謝(運動していなくても燃焼されるエネルギー)が増えるワケではないからだ。

人間の1日の消費エネルギーの6~7割は基礎代謝でまかなわれる。


さらに、痩せる時には胸やお尻といった女性らしさの象徴となる部分から脂肪が減っていき、なくなって欲しい腹や二の腕や太ももといった部分の脂肪は残ってしまう。


まさに踏んだり蹴ったりなのだ。
今回からシリーズで、ダイエットに関する話をしたいと思う。

まず、ダイエット(diet)という言葉の意味は、「食生活」とか「食習慣」といった意味である。

動詞にすると、「食事制限をする」とかいった意味になる。


世の女性は口癖のように「痩せたい」と仰るが、体重を減らす事よりも、見た目が痩せて見えればそれでいいのではないか?と私は思う。


そこの詳しい話は次回するとして、今回はコラーゲンについて。

最近ではやたらコラーゲンが流行っていて、料理なんかにも「コラーゲン入り」と強調されているものが多くある。


はっきり言おう。

コラーゲンを食べても、お肌はスベスベにはならない。


少し誤解を招くかもしれないので、厳密に言うと、コラーゲンはタンパク質の一種であり、食べてもタンパク質としてしか吸収されない。

つまり、タンパク質を多く含む肉や大豆を食べるのと変わらないのだ。


もちろん、人間の肌や髪、爪、筋肉などの人間を形作るものの大半はタンパク質で出来ているので、タンパク質は必要なものである。

しかし、それをコラーゲンで取る必要はない。

肌の調子を整えるものはビタミンCなので、ビタミンCを含む食材を食べた方が、お肌はスベスベになる。


コラーゲンは食べるのではなく、肌に直接塗る事によって、肌をスベスベにするのである。


コラーゲンボールなどを好んで鍋に入れようとするのは、コラーゲンを取れば、美肌になれるという消費熱を販売側に利用されてしまったのだ。

ただ、前述した通り、コラーゲンもタンパク質であり、食べても美肌に全く無関係とは言えないので、販売側に「騙した」と批判する事もできない。(こういう事を見越して売りつける販売側は、本当に悪どいと思う。)


無知な消費者を食い物にして……とも私は言えない。

騙される消費者も悪いというのも一理あるからだ。


勉強は大切である。


こんなジョークがある。

ある船が沈みかけていて、船から海に飛び降りた方が安全である事を乗員たちが客に説明する。

ドイツ人には、これこれこういう理由で海に飛び込んだ方が安全である、と説明しなければ、彼らは海に飛び込まない。

だが、日本人を海に飛び込ませるには、たった一言で済む。

「みんな飛び込んでいますよ。」

こう言うだけで充分であるというのだ。


「常識」だとか「当たり前」という言葉は、一見して強い説得力を持つように思えるが、それが普遍的に通用する真理であるのかどうかを確かめなければならない。

皆がやっているからといって、それが正しい事とは言えないのだ。


それを見抜く能力を身に付けるには、やはり勉強しかない。

哲学を勉強し、本を読もう。


社会人ならば、新書を1年間で300冊は読まなければ、やはり"今"を生きる市民としての教養を得られない。


大学生は、もっと時間に余裕があるから、もっと本を読め。

受験生でも、100冊は読もう。


なんでもかんでも、授業や先生に頼りっきりではいけない。

自分で知識を獲得し、自分で問題意識を持てるように。