このブログの投稿時は
2024年9月ですが、
ここでは、2023年にMCI(軽度認知障害)と診断され、
その後、母がアルツハイマー認知症と診断されるまでの経緯を順に綴っています。
そのため、現時点でのリアルな状況ではありません。
投稿日は参考にしないで頂ければ幸いです。
また、認知症の症状は個人差がありますので、このようなこともあるのか、と
少しでも経緯を参考にしていただけたらと思っています。
母の基本情報はこちら。
リアルタイムでの戯言はXでたまにポストしています。
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姉は県外で、実家から車で4時間位のところに住んでいて、
私は実家から車で15分ほどの所に住んでいるものの、
旦那の実家で旦那の家族と同居して、嫁という立場にいる。
姉と義理の兄も、もちろん仕事もしているし、
小学生から高校生までの子供が三人もいるので、
一旦家に帰って、また実家に来て葬儀関連や手続き関連、そしてまた帰って・・・
と長距離を何度も往復しなければならない数日間を過ごして
かなり大変そうだった。
問題は、急に一人取り残された母。
正直、突然父が亡くなった状況で、精神的にも肉体的にも
家で一人にはさせられなかった。
そのため、私の同居している家族にお願いして、
数日間だけ私の嫁ぎ先に、母を泊まらせてもらえることになった。
状況が状況だし、義理の家族も母が軽度認知障害というのは知っていたので
ありがたいことに快く出迎えてもらえた。
母も、義母の作る料理に喜び、可愛い孫もいるし、大家族で一人じゃないため
父の死が少しでも紛れたように感じでホッとした。
だけど、同じことを話すのはいつものことで、私の義理の家族も母の症状を目の当たりにした。
それ以外に感じた母の違和感。
トイレの場所を覚えられないのである。
確かに大家族で家も広く、昔ながらの農家の家なので、
一般的な家よりは探すのは難しいかもしれない。
それでも、「トイレどこだっけ」と数日間、何回も聞かれた。
また、朝になって起こして、
「化粧をしたらご飯食べに来てね」
と呼びに行くも、一向に来ない。
あまりに遅いので見に行くと、
呼びに行ったことすら忘れているので、
どうすればいいかわからなかった、とのことだった。
もうみんな食べ終わって片付けてるんだよ~と言いながらも、
え~これも忘れるの?!
と思った。
更には、ある時母の泊まっている部屋に行ったところ、
母の着ている服に、ウ〇チが擦れたようなものが付いている!!
「どうしたの?!」と聞くと、
「トイレに入ろうと思ったら他の人が入っていて
待ちきれなくって部屋に戻ったらそこで漏らしちゃったみたい。」
えーーーーーーーーー!!!!!
確かにうちは大家族で年老いた義理の祖母もいる。
トイレは長いけど、せめてトイレ前で待ってはいる。
なんで戻ったんだろう・・・
廊下でウ〇チが出てしまうのは、娘の嫁ぎ先で恥ずかしいからか?
などとモヤモヤした。
だけど、母の部屋もトイレも汚れた形跡もなく、どのようにして漏れて
それは服に着いたのか謎だったので、母に状況を聞くと、
パニックになって覚えていない、とのことだった。
トイレが空いてさえいれば、何の問題もなく済んだんだろうが、
今後は紙おむつも検討しなければならないのか?
などこちらも一気に不安がよぎった。
そんなこんなで数日間一緒に住んで、感じることは色々あった。
やっぱりたまに遊びに行くだけじゃわからない。
一緒に住まないととわからないことはある。
果たして今後、一人で大丈夫なのか・・・。
そして、こんなにひどいとは思っていなかったので
姉とは
「ものすごいストレスを感じると、
一時的にかもしれないけど認知機能は下がるのかもね」
と言っていた。
ひとまず様子見だ。
そして、一年近くたった今思うと、その後はこれ程ひどい症状はなかったので
やはり衝撃やストレス、ショックを受けると認知機能は低下すると感じた。