徒然slow日記 -3ページ目
やってきました。ついにこの日が…
前日は柔らかめの食事を済ませて、さっさと寝ました。(起きてるとお腹すいちゃうので)

翌日起きて朝イチの受診の為、いそいそと準備してクリニックへ🏥
昔飲んだのはマグコロールとニフレックだったかな。いずれにせよ、まずかった記憶しかないけど…ゲロー

そしてクリニックで簡単な問診とレントゲン、採血など済ませていざ!!
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モビプレップという聞いたことない下剤。ただ、これ2リットル全部飲まなくてもいいんだそう(きれいに出切れば)
まず1リットルをコップ一杯あたり10~15分かけてゆっくり飲む。
1リットル飲みきったら、水を500ミリリットル飲む。
便がまだきれいになってなかったら、また下剤を飲む。
という感じ。
一口飲むとポカリスエットの少ししょっぱい感じの味。
美味しくはないが、まあ飲むしかない。
ちびちび飲み続けるが、一向に便が出ない!ゴロゴロとお腹は動いてるのに…チーン
800ミリリットルくらいの時点でもまるで音沙汰なく、看護師さんに下まで歩いてきてもいいわよ、と言われるが急に催したら間に合わないし…と思い、部屋の中をうろうろ、屈伸、軽くジャンプなどしてみるも出ない。
1リットル飲んだが、かろうじて硬めのものが一回出たのみ…。
看護師さんに、うーんなかなか効かないわねぇと言われながら、腸のマッサージをおもむろにされる。
腸ってかお腹つままれて痛い…
1リットル飲みきったので、水を飲み始める。
水が美味しい。
下剤がいかに不味いか…痛感するゲロー

水を飲み始めたら、あ、なんか腸が動いてきた感じ。
そこからはトイレとお友達状態に(笑)
合間で残りの水を飲み切り、まあまあカスのない感じになってきたので一度確認していただく。
もうちょっとかなーと言われ、また下剤に戻る。200ミリリットルくらい追加で飲んで、ようやくOKが貰えたので検査着に着替え。

私はもともと血管があまり出ないので、ルート確保はかなり難しい。
加えて今は下剤で出しきっている為脱水状態だから、なおさら見えない。
自分だったら、こんな患者に刺したくないのが本音なくらいに血管が見えないのだ。
こちらの看護師さんもなかなか難渋されており、うーん、見えない…と呟きながら腕をペチペチ叩かれ、さすられ…
自分で見ても明らかルートを刺せるような血管が見当たらないので、
「あの…出にくいのでいっそ手背とか正中でもいいですよ…」と言ってみる。
結果、正中に入れてもらいました。
ま、ずっと点滴し続けるわけじゃないしいっかなと。
鎮静剤を入れてもらい、私の予定ではトロトロ眠ってる内に検査終了!のはずだったのに、入れてからも目は冴えており一向に効いてない!!笑い泣き
しかし検査はすすめられ、、腸のカーブがきついとこがあるらしく、そこがもう悶絶する位に痛かった…。
S状結腸あたりにさしかかったところで、先生がポリープあるので取りますよーと言っていたけど、痛すぎて、はい~ゲッソリって返事するのがやっと。
最後、直腸の手前で、画面にさっきのポリープとは違う少し大きいポリープが映ってた。んーちょっとこれ大きめですね、これも取りますね、と言われ、先生が看護師さんに何かいろいろ指示を出して、ポリープを切除。切り口をクリップで止めたそうだ。
私は痛みで逆に意識が飛びそうで、なんでもいいからさっさと終わらせてくれ~ってことしか頭になかったチーン
そして終了。
全く鎮静剤は効いていない為、ベッドから一人で起き上がり、普通にスタスタとリカバリー室まで行く。
無痛のはずだったのに、薬がどうも効いていない感じ。歯医者の麻酔も効きにくいからそれもあるんだろうか…。
15分くらいベッドで休ませてもらい、そのあと結果をきくことになる。




便潜血陽性だったので、大腸カメラを受けなきゃならない…のはよくわかっていたのですが、どうにも嫌な思い出がよぎる為、すぐには予約に踏み出せませんでしたショボーン

看護学生だった時、あれは小児看護実習中だったかな。
実習のストレスなのかよくわからないけどある日、血便が止まらなくなりました。
クローン病や潰瘍性大腸炎の疑いもあったので注腸検査と大腸カメラを受けました。大学病院で、若い先生に上の先生が教えながらやってて、後ろには研修医がずらり。。痛いし、苦しいし、知らない人に大勢で見られる羞恥心やら、もうとにかく辛かった記憶しかない。
結果は腸が長いのとストレスでしょうと言われてこの時は特に問題なし。
しかし、その時の検査の痛みと苦痛とが若干トラウマになっているので、できるなら受けたくない…。でも受けるとしたら痛くない上手な先生にやってもらいたいな、と思い…。
内視鏡の上手い先生はいないかなーできれば鎮静剤下でやってくれるところ…とネットで検索PC

今って内視鏡をクリニックでもやっているところが沢山あるのにまずは驚き。
(昔は大学病院でやったので…)
医療職ではあるものの、消化器系は全く縁がないので知りませんでした。

その中でも家から比較的近い、無痛でやってくれる、口コミが多い、ホームページの先生の印象が良さそうで絞りこみ、とあるクリニックに決めて予約を取りましたウインク

便潜血検査、昔受けた記憶があったものの、はるか昔すぎてもはや記憶の彼方でしたが、2日に渡って2回採取します。

しかし、私は慢性便秘の為、2日続けて排便があるなんてことは非常に稀です。
どうにかこうにか、1回目を採取して、3日後に2回目を採取。
しかし運悪く祝日をはさんでしまって健診センターに持っていくのが遅れ、1回目に採取した検体は日にちが経ちすぎてるからダメですと言われ…2回目の検体だけで検査するか、検査自体をキャンセルするか?と事務の人に言われました。

仕方ないので一本だけでも検査に出すことに。せっかく苦労して採取したし!

そんなわけで2日法だけどやむを得ず一本だけ検体提出。

これも今思うとキャンセルしなくて、本当に良かった…という感じですガーン

そして数週間して健診結果が届きました。

まさかのD判定

え!何が悪かったんだ?と上から順に見る。
貧血…Hb10,6 ヘマト33,9
貧血はいつもだし、まだ10あるならマシだ。
尿蛋白±。これも大したことない。
HbA1cこれは遺伝的に糖尿家系だから多少高いけど、治療レベルじゃない。

マンモグラフィ異常なし。

便潜血陽性
これか…ゲッソリ

コメント欄に大腸カメラを受けるように、と書いてある。

でもまだこの時は、普段から便秘だし、無理やり出したからちょっと切れて切れ痔でも出来たに違いないと高をくくってました。
便を採取したときにだって肉眼的に見えるような出血なんてなかったし…。
ちょっと切れただけだよ…と自分に言い聞かせていました…
2018年2月。
職場の健康診断の季節がやってきました。
私の職業柄大体年に2-3回あります。
夜勤をしていると年に複数回あるのがこの業界ではごく当たり前で、行事のようなものという認識でした。
30歳も超えてくると、いろいろオプション検査がつけられます。
師長に、オプション検査するなら今日中にこの表の受けたい検査に丸つけてねーと言われました。
私の友人で二人ともに40代で乳がんが見つかった人がいたので、マンモグラフィは受けようかなと漠然と考えていたので、マンモグラフィに丸合格
あとは~婦人科検診は自分とこの職場で受けるのは嫌だなと思ったのでパス。
胃カメラも去年うけた先輩が、うちの医者は下手!と怒ってたので…パス。
便潜血検査…無料ならつけとくかな!
長年便秘だしね…ばいちゃん
そんな軽い気持ちでつけたオプション検査で、その後まさかのがんが見つかる訳ですが…。

今思うと、便潜血検査をつけてなかったら当然ながら、がんが見つかることもなかったので本当にゾッとします。
特別自覚症状があったわけでもないので、改めて健康診断の重要性を身をもって体感することになろうとは…ガーンガーン

はじめまして、の方がほとんどだと思います。
助産師をしているslowと申します。

以前は仕事や趣味のことを書いていたブログでしたが、長いこと放置していてそのままになっていました。
2018年も明日で終わり、というこの節目にふとこのブログの存在を思い出しました。

2018年4月に職場の健康診断で早期大腸がんが発覚。
そこから内視鏡切除→転院→追加切除の為に入院・手術と今までの生活が一変しました。
この年の瀬にふと、いろいろ振り返ってみようかと思い立ち、これまでのブログの記事を断捨離!の意味も込めて削除し、新たに備忘録として2018年に自分の身に起こったことを残そうかと思った次第です。

現在は仕事も復帰して経過観察中です。

どうぞよろしくお願い致しますほっこり