こんにちは
昨日は節分でしたね
『授乳タイムをリラックスタイムに』を合言葉にラクな育児を応援している助産師の佐藤千鶴です
札幌・札幌近郊で母乳育児・育児相談を出張訪問しています
働くママシリーズ第2弾として今日は、『どうやって母乳育児を継続するか』について書こうと思います。
2023年1月21日のブログを見てもらってわかるように母乳は復帰のその日までいつも通り継続してOKと書いておりますね。
その件について質問も頂きました。
子どもは復帰のその日まで普通に飲んでいて、急に保育園で飲めなくなると混乱しませんか
自分の体力が持つのでしょうか
おっぱいは張りませんか
そんなことしてミルクは飲んでくれますか
疑問が出るのは当然です
まず、「保育園と家」この二つを同じところだと子どもは思っていません。
どんなに小さくても、お子さんは保育園に行くと「ここは家ではない」ということを理解しています。
なので、まずママには保育園入所のある程度前に『〇月〇日からママがお仕事になるので、あなたは保育園に行くことになるよ。
保育園には、ママがいないのでおっぱいは飲めないよ。最初は慣らし保育っていって少しずつ保育園に行く時間が長くなるけど、お仕事始まったら〇時~〇時は保育園で過ごすことになるからね。その間は、ママがいないのでおっぱいじゃなく、搾ったおっぱいorミルク(ここは人によって違うと思います)を飲んで過ごすからね。(人によっては離乳食も食べているのでそこの説明してください)。でも、帰ったら必ずおっぱいは飲めるからね』と説明してほしいのです。
この説明があるのとないのは違います。
保育園にはママがいないから、ママ以外の人におっぱいをねだることはありません
赤ちゃんってすごく賢いのですよ
それでも赤ちゃんによっては「哺乳瓶を受け付けない」「1日少量ずつ脱水にならない程度しか哺乳瓶から飲まない」「すんなり哺乳瓶から飲む」など人それぞれの反応をします。
その時にした赤ちゃんの反応は、赤ちゃんからのメッセージと思って存分に楽しんでくださいね
この説明をした上で、
保育園行く30分~1時間前に授乳をすること
保育園に行く前ではなく、起きる時間の30分前にくらいに授乳しておくのがいい人もいます
そしてここがポイント
そして保育園から帰ったらすぐに授乳してください
仕事から帰ってすぐにまずは「食事の支度」をしたいと思うところですが、それをしてしまうとグズグズします
15分でも30分でもいいから座って先に授乳してください。
その方が落ち着いて食事の支度ができます。
赤ちゃんもママと離れていた分、元気をチャージしたいのです。
上の子がいる方は、上の子がお腹空いているようなら、おにぎりやバナナなど少し軽食っぽいものを食べさてもいいかもしれません。おやつよりは軽食っぽいものを用意しておくことをお勧めします。
そして、この後はいつもの通り授乳してくれていいのですが、
この夜から朝にかけての授乳回数が多くて苦痛な方は、苦痛じゃない程度の回数に減らすことができますので、復帰してみて辛ければいつでも相談してくださいね。
質問の「自分の体力は持つのか」。
これは、体力や気力などのキャパシティーは人によって違いますので、限界が来る前に是非相談してください。
「もう無理」と究極のところまでは様子見なくていいです。
その人それぞれの「あ、無理かもしれない」と思う瞬間がありますので、その時に相談しましょう。
おっぱいは張りませんか
という質問ですが、これもお子さんの月齢・年齢やお母さんのおっぱいの状態によって「張る・張らない」は人によって違うと思います。
産後どのくらいで復帰するか、復帰前の母乳回数が何回かにもよります。
ですが、そこそこおっぱいが出ている方なら、昼休みにしっかり搾乳しておき、午後は状況により軽く搾る程度で大丈夫です。
搾乳機を使用してもいいですし、手搾りでも構いません。
搾乳機はこんなのもありますが、回数や状況によって違うと思いますので、このメーカがいいよと言っているわけではありませんのであしからず。
具体的な搾る回数や搾り方は、その人によって違うので相談してください
そんなことしてミルク飲んでくれますか
これははっきりと言ってわかりません。
赤ちゃんによっては家で哺乳瓶を飲んでいたのに、保育園にいったら急に拒否する子もいますし、家で飲んだことないのに保育園で普通に哺乳瓶で飲んだ子もいます。
絶対に拒否する子もいますし、あきらめがついたら哺乳瓶から飲み始める子もいます。
1日少量ずつしか飲まない子もいます。やはり人によって違う。
子どももみんな個性がありますので、自己主張の仕方も違います。
その時ご自分のお子さんがどんな反応するのかまずは楽しんでみてください
それから対応を考えましょう
さて、少しは不安が解消されたでしょうか
いろいろ聞いても実際に保育園に行かないと不安は取れないかもしれませんが、何とかなりますよ
そして困ったらいつでも相談してくださいね
そのために私のような助産師がいますから。
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