こんにちは。
『授乳タイムをリラックスタイムに』を合言葉にラクな育児を応援している助産師の佐藤千鶴です
札幌・札幌近郊で母乳育児・育児相談を出張訪問でしています
2023年が始まりもう半月が過ぎましたね
あっという間に毎日過ぎるので日々を大切に丁寧に過ごしたいと思います。
さて、年が明けると相談で増えるのが
『4月から職場復帰するのでおっぱいをどうしたらいいですか
』という質問です。
よくある質問は
仕事復帰する前に断乳・卒乳した方がいいですか
保育園に入る前に哺乳瓶になれさせれた方がいいですか
保育園のタイムスケジュールと同じように家でも生活スタイルを合わせたほうがいいですか
家でのお昼寝は、添え乳なのですが、今からやめさせた方がいいですか
おっぱいのトラブルを防ぐためにどうしたらいいですか
保育園で食べているものと同じようなものをあげたほうがいいですか
搾乳はどうやってやったらいいですか
このような質問が増えます。
まず
おっぱい・ミルクの問題について
仕事復帰の前に断乳・卒乳する必要はありません
どうしてもおっぱいをやめたいならその選択もありかとは思いますが、続けたいなら、仕事復帰しても続けることはできます。保育園でいないところだけあげないで、帰ってきたら今まで通り母乳を続けることができます。
朝と夜だけ母乳育児を続ける。でもお休みの日は自由に吸わせたいだけあげても
ちなみに、どうしてもやめたい場合は、入園と同時はお勧めできません。
入園は、お子さんにとっても大きな生活や環境が変わる大きな出来事です。
その大きな出来事と、「大好きなおっぱいを失うこと」を同時は、お子さんにとって大きなストレスになる可能性もあるからです
可能なら保育園入って落ち着いてからでも大丈夫です
母乳のメリットを知っている私としては、なるべく継続してほしい願いはあります。
保育園に行くと、感染症にかかる可能性が高いですよね。
保育園入れたら風邪を貰ったという話はよく聞きますよね
風邪にかかった時、食欲はなくなるけどおっぱいだけは飲んでくれたということも多いですし、母乳を飲んでいると免疫があるので感染症も軽症で済むこともあります
家でのお昼寝は今まで通り添え乳でしてOKです
添え乳をしているからと言って保育園でも添え乳じゃないと寝ないわけではありません。
保育士さんにおっぱいをねだることはありませんので、家では寝かせやすい方法で寝かせておいてください
面白いくらいに、保育園での生活に順応していきます。
家では絶対すんなりお昼寝しない子も、保育園になれたら『お昼ご飯→午睡(お昼寝)』が定着し、食べたら自分でお昼寝布団に行って寝る。ようになったりするのです
保育園はいる前に哺乳瓶の練習は無理にする必要はありません。
保育士さんは「練習してきてね」と簡単に言うでしょう。でも、今まで哺乳瓶を使っていない子に、急に練習してもうまくいかないことも多いです。
そして練習していても保育園に行ったら、吸えたはずなのに哺乳瓶から吸ってくれなかった。ということもあります。
もし練習するならコツがあります。
例えば、
ママが見えないところにいき、ママ以外の人が練習する
飲ませ方もコツがあります。
ママのにおいのするものにくるんで哺乳瓶を持っている人が見えないように向きを工夫して飲ませてみる。
などもありますので、ご相談ください。
ただ、家でやってもどうしても哺乳瓶を拒否してても、実際保育園に行ったらすんなり吸ったこともあります。
練習してなくてもすんなり吸う子もいます。
とにかく最初は拒否するけど、どうしても哺乳瓶から吸わないといけないんだと思ったらあきらめて吸う子もいます。
いろんな子がいるのが知っているので、焦らなくて大丈夫
ですから、保育園に入所の前に余計なストレスは親子ともにかけたくないです
おっぱいのトラブルを防ぐためには、最初は搾乳を昼休みに1回しっかりするもしくは辛くなってきたら軽く手搾りをするのがおススメです。
産後どのくらいで復帰するか、復帰前の母乳回数が何回かにもよります。
ですが、そこそこおっぱいが出ている方なら、昼休みにしっかり搾乳しておき、午後は状況により軽く搾る程度で大丈夫です。
搾乳機を使用してもいいですし、手搾りでも構いません。
具体的な搾る回数や搾り方は、その人によって違うので相談してください
そしてここが大切なところ
復帰に向けて母乳回数を無理に減らす必要はありません
復帰のその日までいつも通り母乳は続けていいのです
具体的なことを知りたい方は是非ご相談ください。
では、今回はここまで。
次のブログで残りのことを書きたいと思います
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すべての事に感謝