元々、胃腸を中心とした

体質の弱さがあったお母さん。

 

妊婦さんなので

主にお灸で胃腸の力をつける

治療を中心に行いました。

 

前回も書いたように

帝王切開は経膣分娩と違い

手術なので出産時のエネルギーは

必要ありません。

 

しかし、手術や術痕によって

出血があるので、

その失われた血液を補う治療、

古い血が滞ると痛みになったりするので

古い血が滞らない治療をする。

 

そして出産と同時に始まるのが子育て。

 

授乳によって失われる母乳を補う治療、

子育てをするには気を張らないといけないので

そのエネルギーの補充など、

妊娠中から産後の事を見越して

治療していく必要があります。

 

出産してから母乳のトラブルや

産後うつのトラブルになると

それを改善するにはそれなりの

時間もかかりますし、

子育てにも影響を及ぼすことになります。

 

ましてや45歳となると

身体に保持しておけるエネルギー量は

少なくなってきています。

 

なので僕の考えとしては

妊娠前、妊娠中、産後、子育ては

全て連動していますので、

妊活・不妊治療時から妊娠中のケアを視野に入れて

妊娠中には産後のケアを視野に入れて

治療をおこなっています。

 

そこを理解されて

真面目にマタニティケアに来て頂いた

47歳のお母さんは妊娠後期ぐらいになると

胃腸をはじめとして

かなりしっかりしてきました。

 

そして出産に向けて少しずつ

日が近づいてきました。

 

その10に続く。

 

当院では鍼灸治療と

大学病院や大手の不妊治療クリニックでも

多数導入されている、

スーパーライザーを組み合わせた

レーザー治療で不妊治療をはじめ

様々な疾患の治療をしています。

 

詳しくはホームページにて!!

 

http://www.shinkyu-kawai.com