今回は”排卵期”についてのお話を。

 

毎回、お話することになりますが、

当院での妊活、不妊治療、生理痛、PMSなど

鍼灸婦人科の治療においては当たり前ですが、

4つの生理周期によって

治療が全く変わってきます。

 

何故かと言うと

4つの生理周期における

身体の動き、方向性が全く違うので、

もちろん治療も全く変わってきます。

 

排卵期は

約28日間の中でも

1,2日ぐらいになります。

 

基礎体温表をつけておられると

卵胞期から黄体期に変わる時に

一瞬、基礎体温が下がる時が

排卵期になります。

 

東洋医学で排卵期は

月経期で消耗された気が

卵胞期で補充されて、

排卵期で気が充実して、

体内で卵巣が収縮して

排卵されます。

 

治療としましては

低温期の辺りから

お灸でしっかり陽気を巡らせる

治療を中心におこなっていきます。

 

妊活や不妊治療でタイミングを

取られている方は

排卵期は注意をしないと

いけないことがあります。

 

クリニックや病院で

エコーで卵胞をチェックされている方は

大きさを確認しているので、

どのタイミングで排卵されるかは分かります。

 

基礎体温表でチェックされていたり、

生理周期のリズムが一定なので

この辺りで排卵しているであろうと

思ってタイミングを取られている方は

実は思い込んでいるだけで排卵していない

ケースがあります。

 

排卵は人によっては

この日が排卵日と思っている日から

前後2、3日ズレているケースもあります。

 

排卵期の次の

高温期に入って2,3日目で

排卵をしているという

ケースもあります。

 

タイミングを取られている方は

排卵日と思われる日から

前後2,3日もタイミングを

取られる方が良いです。

 

当院では鍼灸治療、レーザー治療で

生理周期に沿った、

身体にメリハリをつける治療をベースとして

おこなっていきます。

 

当院の妊活、不妊治療、婦人科の治療内容については

ホームページにも詳しく掲載していますので、

そちらもご参照して下さい。

 

http://shinkyu-kawai.com