妊活や不妊治療で来院される方は

必ずセックスのことについては聞いています。

 

もちろん個人的な趣味ではございませんが、

いたって生殖についての真面目なお話です。

 

妊活はしているけど、

自分にもパートナーに対しても

性への関心があまりない方が多いなという

感じがします。

 

当院には月に十数組の

子宝を望まれる方が来院されます。

 

でもきちんとSEXしているカップルって

そうそういない感じです。

 

SEXは排卵の辺りだけとか、

排卵チェッカーがプラスになった時とか、

人工授精や体外受精の

高度生殖治療をされている方は

全くしていませんと人もおられます。

 

子どもが欲しいのも関わらず、

お互いの性やSEXに関心のない方が方が多いです。

 

男性側からすると

精子は貯めないといけないのですが、

貯めすぎもいけません。

男性は発散の生き物なので、

定期的に精子は出してあげないといけません。

 

女性側からすると

排卵はチェッカーや基礎体温で

おおよそはわかりますが、

絶対に正確なものと言えばどうかな??

という感じになります。

 

なのでお互いの性への関心や

SEXは生理周期うんぬんは抜きにしても

定期的にして欲しいんです。

 

もちろんセックスレスで

人工授精や体外受精のみで

妊娠される方も、

排卵のタイミングだけでのSEXで

妊娠される方もおられます。

 

しかし妊娠する確率を上げるためには

どのような方法を取られていても

SEXは必ずして欲しい。

 

受精、着床、妊娠は想像している以上に

エネルギーがめちゃくちゃ必要になります。

 

これは昔にベテランの助産師の先生の講演を

聞きに行った時に

 

「最低でも排卵予定日の

1週間前、3日前、そして排卵予定日は

セックスをしてください。

 

セックスすることで子宮卵巣をはじめとする

女性の腹部血流アップさせて、

男性の精子は古いのを

貯めこんでおくのはよくない。

 

そしてスキンシップを図るのは重要なこと。

人間はロボットではないので。」

 

ということを言っておられました。

 

現在の人工授精や体外受精での妊娠率は

3割前後と言われています。

この数字はタイミングでの妊娠率と

ほぼ同じ数字です。

 

理論的には人工授精や体外受精は

妊娠率は10割とは言わないですが、

7~8割ありそうなものです。

 

ほぼ数字が変わらないというのは、

性交渉のエネルギーの有無も関与しているのでは

ないかと思います。

 

こういう話はクリニックさんでもしないので、

まずはその辺の日常生活からの

指導しなくてはいけなくなります。

 

これは本当に一番大切なこと!!

 

でもセックスは面倒くさくなったり、

体力的にしんどくなったり、

マンネリになったりとしますが、

お互いが好きで、子供を望まれるなら

SEXもご夫婦で工夫してください。

カップル共に快楽を得るということが

とても大切になってきます。

 

手をつなぐ、マッサージのし合いっこをする、

一緒にお風呂に入る、ハグをするなど

日常的な触れ合うコミュニケーションも

大切になってきます。

 

どうしても当院でも不妊治療は

女性主導になりがちですが、

これについては

もちろん男性にも考えてもらいたい事が

多々あります。

 

そこから日常生活の養生のお話にも

つながっていきます。

良質な卵子、精子を作り出すには

衣・食・住・運動…に関して

気を配らなくてはならないことがたくさんあります。

 

皆さまも今一度、日常生活、

性生活を見直してみてはいかがでしょうか?

また見直して頂く機会になって頂ければと思っています。

 

当院では鍼灸治療と

大学病院や大手の不妊治療クリニックでも

多数導入されている、

スーパーライザーを組み合わせた

レーザー治療で不妊治療をはじめ

様々な疾患の治療をしています。

 

詳しくはホームページにて!!

 

http://www.shinkyu-kawai.com