若い世代に限らずな気もしますが…
この記事の内容には共感します
こういうことを社会に出る前に誰かが教えてあげないとですよね…
入社数ヶ月で辞める若者たち、
ここにも原因があるのではないでしょうか
プレジデントに掲載された
社会学者 宮台真司先生の記事を抜粋すると、
昨今の若者は「何の意味があるのか」と合理性を問い、合理性がないことをしない。
確かに企業内には不合理にみえることが多数あるが、企業人の初心者が逐一合理性の有無を問うても無駄。
合理性を問う前に、先行世代のマナーやルールを自動機械のように振る舞えるくらい身につけたほうがいい。
思考する価値のある問題に注力するのはそれからだ。自分はできもしないのにマナーやルールの合理性を問う者は、思考レベルが低い。
http://president.jp/articles/-/23173
さらに、
社会学には「主体性」の概念がある。
たんに怒ったり悲しんだりするのではなく、怒っている自分を見て悲しんだり、悲しんでいる自分を見て怒ったり。そのぶん相手への反応を遅らせ、抽象的思考が可能になる。
絵文字やスタンプを使った即時のやりとりは、「主体性」を抹消した「自動機械」を生む。
返信が遅いことで「意識」の働きを勘ぐられてしまうことを恐れるから「意識」を抑え、「自動機械」を演じる。
その結果、昨今の若い世代は、文脈を分析して「他者に対して想像力を働かせる」ことができなくなった。
最後に宮台先生による、
30代の心がけ三カ条
1. 「仲間はずれ」を恐れてはいけない
主体的な行動をとって、「他人の目線」から自由になれ。
2. 他者に対して想像力を働かせろ
「指示待ち人間」を脱して、みずから問題提起をしろ。
3. 必要なことはまるごと「暗記」しろ
暗記しておくことで、はじめて思考する余裕ができる。
私もスタンプ使っちゃうなぁ…
気をつけよう