メンタルの問題って特別なこと、自分とは無関係なこと思っていませんか・・・❓❓❓



それをくつがえす研究データが、

Journal of Abnormal Psychology

に掲載された

Enduring mental health: 

Prevalence and prediction



デューク大学心理学・神経科学科などの研究チームが、1000人を対象に出生から中年期まで精神的健康を追跡した結果。


全く問題がなかった人はわずか17

参加者の80以上がどこかの時期でメンタルの問題があったのです。


これらの人々の大部分は治療を受けることはなく、勤務実績、生活満足度が低下する可能性が高いとしています。




これまで4人に1人がメンタル不全を経験しているという統計はありましたが、

メンタル不全はこれまで考えられていたよりもはるかに一般的であるという結果となりました。




またメンタルヘルスの問題は長期間にわたるものと考える傾向がありますが、多くの場合は、一時的なものであるということです。




ちなみに。

一度もメンタル不全を経験しなかった人たちについては、富裕層でも身体や知能が著しく優れているわけでもなかったとのこと!


こういった特に健康な人たちについても研究対象となるだろうということでした。




この研究者は

「社会は心の病気を、骨折や風邪のような、生きていく中で起こる通常の痛みとして扱うべきだ」

と伝えており、



このような調査結果が、自分自身や大切な人たちが人生を歩む過程でつらい状況に差し掛かった時にもっと理解し手を差し伸べられることにつながる、と結んでいます。



参考:

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/27929304/





メンタルに対する誤解や偏見がなくなり、みんなで幸せになれる日本になりますようにおねがい