かつて、数々の激闘でホールを沸かせた…伝説の元日本王者ジャッカル丸山。。。
…一応、私も…キャリア途中からではありますが、彼の現役時代を…リアルタイムで体感してはいるんですが。。。
…あいにく、当時…私は小学生で、深夜のボクシング中継は観られないし、スカパーやＷＯＷＯＷはおろか…まだビデオすら、一般家庭には…なかなか普及していなかった時代。。。
…なので、私がジャッカル選手の試合を実際に観たのは、韓国で…金選手のＷＢＣ世界Ｊ・バンタム級王座に挑戦した試合のみでした。。。
…韓国での挑戦試合なのに、テレビ朝日でゴールデンタイム中継…思えば、いい時代でしたね。。。
…そう言えば、後の名王者渡辺二郎選手や、アマ出身の石井幸喜選手がこの金選手に挑戦した時も、普通にテレビでやってくれてました。。。
…石井選手は、先制のダウンを奪いながらも、チャンピオンの強烈な逆襲に合い…結局ＫＯ負け。。。
…渡辺二郎選手は、ほぼ互角の内容だったように見えましたが、僅差の判定で…惜しくも世界初挑戦に失敗。。。
…たしか、テレビの放送時間内に判定が出ず、次の日の朝刊で結果を知ったような記憶が。。。
…で、ジャッカル選手も、ほぼワンサイドの内容で、９ラウンドでストップ負け…世界初挑戦（結果的には、最初で最後でしたが…）は実りませんでした。。。
…流石に…細かい試合内容までは覚えてませんが、丸山選手の腫れ上がった顔は…よく覚えています。。。
…写真
は、私が当時の新聞を切り抜いてスクラップしたものですが、こんな内容のコトが書いてあります。。。 …【日本や韓国がＷＢＣやＷＢＡに“強要”して昨年から新設されたこのジュニアバンタム級は、やはり二流レベルであることは否めない】 。。。
…３０年経った今、さらに階級は増え、主要団体は２つから４つに増え、挙げ句の果てには…暫定王者の大安売り。。。
…ＷＢＡとＷＢＣの２つだけでも、世界一が２人もいるなんておかしいよ！…と憤慨＆苦悩していた…小学生時代の自分がなんだか懐かしい
…てか、今みたいにストップが早い時代だったら、ジャッカルみたいな激闘型の選手って、ひたすらＴＫＯ負けの山を築いていただけだったのかも。。。
…あの高橋ナオトvsマーク堀越も…伝説にはならなかったかもしれないし、さらに昔に遡って…大場vsチャチャイにしても…大場の１ラウンドＴＫＯ負け…？！
…懐かしい時代だけど、今には今に合ったボクシングがある。。。
…私も、正直云うと…早期レフェリーストップに戸惑ってた時期はあります。。。
…でも、グレート金山選手の件が切っ掛けになり、以来…大きく見方が変わりました。。。
…まあ、たまに「○ーチン、それは早いだろ！」とか文句言うコトもありますし、これからもあるとは思いますが
…基本的には、すでに勝敗の行方が明らかな場合は…ストップは早いに越したコトは無いと思います。。。
…ん、大分話がズレましたが、とりあえずは…そんなところですかね。。。
…それと、もし可能ならば、例えば…ジャッカル丸山選手のような、かつてのオールドグレートをホールにゲストで呼んで…かつてのライバルとスパーしたりとか、そういう試みって…出来ないものですかね？
…もちろん、海外のオールドグレートたちも見てみたい…数年前の雑誌に、オリバレスが未だにエキシビションに出てるとか書いてあったし。。。
…でも、海外選手の場合…かなりの費用が掛かりそうだし、やはり…国内の選手の方が現実的かな。。。
…ウシ！ウシ！