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2040年2月16日 pm3:45

「さー、入れ」

俺は背中を蹴られ転けそうになりながら鉄筋コンクリートでできた8畳ほどの部屋に入った。
俺が入った途端扉が閉められた。
そこには先に連れて行かれてた神崎の姿もあった。

「おい、、、神崎、大丈夫か?」
「う、、うん」
「良かった、、、」俺は胸をなでおろした。

「ごめん、、、あの時、私が前に出なければこんなことにならなかったのに」
いつも笑顔の神崎の目が不安の色に染まった。

「俺は、大丈夫だ、、、でも、助けてくれただろ、、、それで十分!誰も怪我しなかったから」

「ありがと、、、。」

優しく俺を見て神崎は微笑んだ

俺はどうしても聞きたかったことを聞いた。

「神崎、クリスの質問の意味わかってたのか?」

俺が聞くと神崎は驚きながらもコクリと頷いた。


「もし、私が4って答えなければ、私以外が死ぬ。もし4って答えたら明津に迷惑がかかるって考えたら辛くて、、、私の想像だったから、あいつらが4で明津に結びつけてないに賭けたんだ。、、、でも失敗しちゃった。」

泣き笑いのように消えそうな笑顔で俺の方を見た。

「でも、、あんな答えは無理やり結びつけてる。」

神崎の言うことも一理あった。

「大丈夫、俺はお前に助けてもらっただから、、、」

俺は神崎との距離を詰めて神崎の耳元で、、、


「今度は俺がお前を助けるから」


神崎は少し頬を赤らめながら「ありがと」と言った。

その姿を見て俺はこの密室に近いこの部屋から神崎と一緒に脱出することを誓った。