3日目です。
まだ娘が寝ていて、いつもの習慣から4時過ぎには目が覚めてもぞもぞしています。
掛け布団が無くてタオルケットと毛布を重ねたけど、ちょっと寒かった1日目。
昨夜は、蓄熱式湯たんぽと言う充電式の湯たんぽを出してきてくれて、寒くありませんでした。
湯たんぽがまだほんわかしています。
娘の心遣いに感謝
明け方、いろんな音を聞いてた。新聞配達なのかバイクの音。
電車、車両が長いから音も長いなぁ…
向こうじゃ2両か4両だからね。
遠くから救急車のサイレン。
カラスの鳴き声。
住宅地だからか静かな朝。
家を出て4年…
30歳になった娘。
臆病、慎重、1歳半まで歩かなかった。
幼稚園に来てくれた、鬼の面をつけて剣舞を舞う郷土芸能を見て、鬼こわいと泣いていたと先生から…
自転車もなかなか乗れなかった。
でも、臆病や慎重は別の見方をすれば、悪い事じゃない。
それに、娘はやろうと自分で決めたら絶対やる根性がある。
昨夜仕事の話しや結婚観などいろんな話しをした。
女性はほとんど持っている人がいないと言う資格を持って、それを活かして現場にも行き、営業や事務もやる。
呑気な田舎とは違って大変な事もあるだろう、まして女性。
でも、こっちの人は他人に干渉しないのが楽だと…
なんとかやってるよって。
一緒に暮らしていたころ、フロ、メシ、ネルに近い事もあった。
会話もあんまりなく、お互いに優しい気持ちがなく、ささくれだっていた事も…
心配だけど、放して良かったんだ。
こうしてたまに会ってお互いの話しして…
ひとりで働く私を心配して、お母さんもう仕事辞めなよ、万が一職場で倒れて発見されなかったらどうするの?危ないよ!とずっと言われ、叱られていたけど、もう少しだから頑張るよと話してわかってくれた。
ワタシお母さんが私を産んだ歳になったよ。
同じ歳の時、不器用ながらも訳のわからない生き物を(自分の事らしい)一生懸命育ててていたんだよねと。
鬼こわいと泣いていた子、鬼より怖い世間で、たまに沈みそうになりながらなんとか渡っていく娘を、付かず離れず見守ります。
頑張ろうねお互いに!
今日帰ります。