仕事が休みに入って『海に眠るダイヤモンド』の最終回、やっと観ました。
何も悪くないのに全国を逃げ回る鉄平が観ていて辛かった。
それでも、鉄平がいなかったら誠は…秘書の沢田はいなかった…かも。
中でも印象的なセリフは朝子と和尚の会話。
『前後際断、過去には生きられんやろ、未来にも生きることはできんたいね、だから今に最善を尽くすこと』と和尚。
朝子が聞きます。
『過去に意味は無かったと?』
和尚いわく
『意味の無かことは一つもありません、よかことも悪かことも全て、それを抱えて一生懸命生きて行く、それが人間たい』
前後際断と言う言葉を初めて知りました。
前(過去)と今、今と後(未来)の際を切り離して今を生きよと言う意味だそうです。
自分の前(過去)もまあまあいろいろあり、そこにいまだに捕らわれている所があります。
悪いことは、自分にとっては修行なんだから意味があるんだと思っていますがやはりどうしてもネガティブにとらえてしまう。
それでも、今に最善を尽くす事が大切なんだね。
朝子と和尚のやり取りが本当に心に沁みました。