垣谷美雨さんの本 | 日々徒然

日々徒然

ともに歩んだ愛犬との16年の思い出。

日々の暮らしの話し。

そんなよろずブログ

今読んでるのが

『うちの子が結婚しないので』

読んだのが

『姑の遺品整理は迷惑です』

垣谷美雨さんの作品は、50代60代が抱える問題を上手いこと作品にまとめていて、文体も読みやすいから、あっという間に読み終わる。

『姑の…』の方は、急逝した姑が暮らしていた部屋の遺品整理をするアラ還主婦、望登子の話。

業者に頼むと高くつくからと、自力で遺品整理を始めたものの、
『どうしてこんなに溜め込むの!!』天袋まで物…物…物…に愕然。

読み始めは、姑の悪口と自分の母親を褒め称える感じに嫌気が刺したけど、読みやすいからとにかく読み進める。

望登子の夫が、父親の40年分の給与明細書の束を思い出だから捨てられないとか、どう見てもサイズも合わないし、誰が着る?と言うような両親の服やバックを『誰か欲しい人がいるかも』『ネットオークションに出せば』『お前が着れば』とかゴチャゴチャ言い出して、果ては全部自宅に運びたいとか言うあたりが、うちのダンナさんにそっくりで読んでてイライラしたわー!むかつきむかつきむかつき

うちのダンナさんも、義母が亡くなったあと、遺品整理に行って私が同行しないのを良いことに、義母の財布や老眼鏡まで持ち帰って来た人ですネガティブネガティブネガティブ

私にバレると怒られるので、物置に何十万だかした鍋のセット(義母が怪しげな訪問販売で買ったみたいでした驚き)を隠してる事も実は知ってます。

そんなこんなで考えさせられる事も多かった。

何より自分が無駄に物を残さないように暮らして行かないと…と思わされました。