浅田次郎作
『壬生義士伝』上、下巻
昼休みに少しづつ読んでいましたが、昨日読み終わりました。
かなり前に1度読んではいるんだけど、読み返すとけっこう忘れていたので、初めてかってくらい楽しめました。
南部藩の貧しい足軽、吉村貫一郎。
妻子を食べさせたくて、お金のために脱藩、新撰組に入ります。
金のため人を斬り、最後には義のために鳥羽伏見の戦いへ…
最期のシーンは泣けます。
『南部盛岡は日本一の国』と言ってふるさとを愛し、妻子を愛した吉村貫一郎の生き様はフィクションだけど、感動をくれました。
時代劇だけど、読みやすいから読書好きな方オススメです。
文庫本は長女が置いていったのですが、LINEで感想のやりとりをしたのが楽しかったです。