地獄絵図 | 日々徒然

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そんなよろずブログ

地獄絵図の掛け軸を見せていただきました。
お寺ではなく、個人所有のものです。
140年ほど前に描かれたものだそうです。
周りの部分だけは修理してもらったそうですが
絵自体は当時のそのままだそうです。
鮮やかな色に驚かされました。
イメージ 1

イメージ 2
これが閻魔大王、左側には鏡があって
生前の善悪の行為を映し出すそうです。
左右に控えているのは、閻魔様を補佐する
地獄の書記官だそうです。
イメージ 3
賽の河原の様子でしょうか?
親より先に死んだ子どもは
この川原で石を積むんですよね、確か。
せっかく積んだ石を鬼が壊してしまいます。
イメージ 4
これは釜ゆで地獄
盆の十六日はこれの蓋も開くんでしたっけ?
鬼も休むから亡者も刑を一休み?

小さい頃、お盆にお寺に行くとこういう絵を見せられて
「怖いな~嘘つくのはやめよう!」って真面目に考えるのでした。

あるのかないのか誰もわからないもの
それでも、こういう物への畏怖の気持ちを持つことは
大切なことだと思います。