地獄絵図の掛け軸を見せていただきました。
お寺ではなく、個人所有のものです。
140年ほど前に描かれたものだそうです。
周りの部分だけは修理してもらったそうですが
絵自体は当時のそのままだそうです。
鮮やかな色に驚かされました。


生前の善悪の行為を映し出すそうです。
左右に控えているのは、閻魔様を補佐する
地獄の書記官だそうです。

親より先に死んだ子どもは
この川原で石を積むんですよね、確か。
せっかく積んだ石を鬼が壊してしまいます。

盆の十六日はこれの蓋も開くんでしたっけ?
鬼も休むから亡者も刑を一休み?
小さい頃、お盆にお寺に行くとこういう絵を見せられて
「怖いな~嘘つくのはやめよう!」って真面目に考えるのでした。
あるのかないのか誰もわからないもの
それでも、こういう物への畏怖の気持ちを持つことは
大切なことだと思います。