愛しのインガルス一家 | 日々徒然

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そんなよろずブログ

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「むかしむかし、いまから百年もまえに北アメリカ、ウィスコンシン州の
「大きな森」の、丸太づくりの灰色の家に、小さな女の子が住んでいました。
 
この書き出しの本、「大きな森の小さな家」は小学4年生の時、
少し歳の離れた従姉妹のお姉さんがクリスマスプレゼントにと
買ってくれた物です。(画像左下の本)
もう何回読み返したかわからない程読みました。
背表紙は取れかかりセロテープで補強してあります。
過去にNHKで何度も再放送された「大草原の小さな家」の原作として
あまりにも有名です。
 
二作目が「大草原の小さな家」
三作目が「プラム・クリークの土手で」
四昨目が「シルバー・レイクの岸辺で」
五作目が「農場の少年」
子どもだった私に、全作買い揃えるお小遣いはなく、
「大人になったら働いて全部買い揃えよう」と決めてました。
高校を卒業して書店で働き始めた時、念願叶って四作目まで買いました。
今で言う「大人買い」ですね。
五作目は店頭になくて取り寄せようと思いながら買いそびれて
まだ持ってないのですが、悲しいかな、今この手の児童文学は
あまり店頭に置いてないのです。
今の子たちは、もっと軽い感じの者が好みなので
置いても売れないんでしょうね。
 
主人公のローラ・インガルス・ワイルダーは実在の人物で少女時代に
自らが経験したことを後に本にしたのです。
物のない開拓時代、大自然の中で様々な困難に遭いながらも
家族の愛で乗り越え成長してゆく少女ローラ。
当時の私はわくわくしながらページをめくったものでした。
子どものころはローラ目線で読んでいましたが、
母親になり、子どもたちに寝る間に読みきかせていたら、
ローラの母さんの目線になって読んでいました。
ローラの母さんキャロラインは愛情深く、厳しく子育てをし、
妻として夫を支え、いつも家族みんなのために働いてくれます。
「こんな母親になれたらいいな」と思いながら読んであげてました。
まぁ・・なれませんでしたが・・
今でも、大切な宝物です。