もう今年も残すところ10ヶ月ですね、shikibuです。
前回に引き続き、上野公園内の国立科学博物館です!
古今東西色々なものが展示されているので、
どんな人でも1つは興味のあるものが見つかります。
前回ご紹介した動物が一番好きなんですが、
次に好きなのはこちらの展示室。
By Momotarou2012 (Own work) [CC-BY-SA-3.0], via Wikimedia Commons
1つの小部屋が丸ごと1つの展示空間になっている、鉱物展示室です。
入り口部分以外の四方にズラリと日本各地の鉱物や隕石が展示されています。
こちらはズバリ「櫻井鉱物コレクション」!
櫻井欽一博士によるコレクションでその一部はHPでも見られます。
櫻井コレクション(鉱物)は,櫻井欽一博士が小学生の頃から収集された日本最大の個人鉱物コレクションで,日本産鉱物種約1000種のうち90%以上を網羅しており,また世界全体の鉱物種4000種の約60%をふくんでいる.
調べてびっくり!
櫻井博士はアマチュアスタートの後、
ほとんど独学で鉱物学を修めたすごい人だったんです。
櫻井欽一博士は,昭和7年19歳の若さで,日本鉱物誌第三版編輯委員会委員長の福地信世に認められて委員に推薦されている.その書は日本産鉱物の種類を系統分類順に配列し,それぞれについて産地・産状・共存鉱物・形態・研究データを記述するとともに,そのもとになった標本を保存しておくというものである.
本業は神田にある鶏すき焼きの老舗「ぼたん」(食べログリンク)
今でも人気のお店です。
博士は家業の料亭『ぼたん』の経営のかたわら,ほとんど独学で鉱物学を修めながら標本と情報の収集に努力し,その一部は昭和22年12月に日本鉱物誌第三版(上)として,東京大学鉱物学教室伊藤貞一教授との共著として公表された.英国の専門誌Mineralogical Magazineは,「戦後の混乱の中でなされた奇蹟の出版」という書評を掲げ,その刊行に最大の敬意を払った
自分はこんな年齢まで何しているんだろう?と思わされますね…
悲しいことはは忘れて、展示室を見て行きましょう!
こちらの展示室も暗いので、例によって写真がかなりアレな具合に…
パッと目を引くような色鮮やかな鉱物はもちろん…
渋い鉱物や…
宝石としても扱われるオパールや…
みんな大好きで結晶がきれいな石英もたくさん!
地球外から来たかのような鉱物や
もはや全く知らない鉱物だらけ。
鉱物展示室はちょっと薄暗い中、
四方をライティングされた鉱物に囲まれるちょっと不思議な空間。
他のお客さんが誰も居ない時はこの空間を独り占め♪
展示室を出てすぐのケースに大きなものが展示されています!
結晶が綺麗で見応えがありますね。
鉱物コレクション以外にも国立科学博物館には
所蔵品がたくさん!
恐竜化石や貝類、ダイオウイカに零戦、月の石etc...とにかく幅広い国立科学博物館。
ココへ来れば、自分ではなかなか気付かない新たな趣味を発見できるかも!?
前回の国立科学博物館(1/2)を読む
国立科学博物館
〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
03-5777-8600
【入館料】 常設展 大人620円 高校生以下 無料
【開館時間】9:00 ~17:00
【休館日】 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
https://www.kahaku.go.jp