でも団扇も扇子も同じ役割を果たしています。仰ぐと風が生まれ、それで体を冷やす。ではなぜ団扇と扇子というふうに言い方が分かれているのでしょうか?
気になったので調べてみました。
気になったので調べてみました。
上で述べた団扇と扇子が持つ同等の役割をもつ物のことを「扇(おうぎ)」というようです。もともとは扇が存在し、そこから派生して団扇と扇子が生まれた、ということですね。
漢字で書くと「団」が充てられていますね。この「団」という漢字には「丸い」という意味があるようです。なので丸い扇は「団扇(うちわ)」とよべるようです。
一方で扇子とは「扇の子」と書きますね。これは小さな扇という意味になります。なのでコンパクトに折り畳める扇のことを「扇子(せんす)」とよびます。
なんと面白いのが、団扇は古代のエジプトから中国へ、そして日本へと伝来したものであり、扇子は日本から世界に広まったものであること。日本人って昔から小型化するのがとても上手だったのでしょうね笑