コロナの感染者が出始めた時も
緊急事態宣言が発令された時も
「おうちにいましょう」週間も
休まず何人かの生徒さんが
通ってきています。
レッスン日の朝、検温と健康チェック。
マスク着用を守り
入室と退室時は、言わなくても
必ず消毒薬のポンプをプシュ。
生徒さん以外は入室禁止。
私も、ピアノのキーを
1人終わる度に、アルコールで拭いています。
このまま、無事に終息を向かえる事を
願っています。
小学校高学年の生徒さんには、休校中
時間がたっぷりあるんだから、今がチャンス!
と、楽典ドリルを2冊渡してあります。
レッスン時に見せてもらい、チェックします。
わかり易いドリルなので、みんなスイスイこなしています。
が、ほぼ全員が
「よく解りません」
と言ってきたのが
調号の書きかた
♯ と ♭ を、どのような順番に書いていいのか解らない・・・と。
ドリルには
♯は ファ、 ド、 ソ、 レ、 ラ、 ミ、 シ の順に
♭は シ、 ミ、 ラ、 レ、 ソ、 ド、 ファ の順につけましょう
と書いてあります。
そして、「♯の反対が♭」とも書いてある。
確かにその通りです。
私も音楽生活のどこかで
この理論聞いた記憶があります。
ただ、これはちょっと覚えにくい。
何回もお題目みたいに唱えたら覚えられますけど・・・。
これはやはり法則で覚えたほうがいいです。
♯の場合
法則は
4下5上 4下4下5上 4下
(しかごじょう しかしかごじょう しか)
最初は、一番上の線(ファ)に書きます。
二つ目は、そこから4度下がった第3間(ド)に。
つまり、これが 4下。
3つ目は、5上だから、ソのところに書く。
4つ目は、4下だから、レのところに。
5つ目は、5上にすると、上第一線の ラ になり
ソ と区別がつかなくなります。
なので、もう一回 4下 と下がる。
これが、4下4下 と2連続になる理由です。
次は、5上だから5度上がって、次は4度下がる。
これでおしまい。
♭ の場合は、もっと簡単。
法則は
4上5下4上5下4上5下
(しじょうごか しじょうごか しじょうごか)
最初は、真ん中の第3線 シ に書きます。
次は 4度上の ミ に書きます。
その次は、5度下の ラ に。
後はその繰り返しです。
♯は、4度下がるけれど
♭は、4度上がる
♯は 、シカゴジョウ シカシカゴジョウ シカ
♭は、シジョウゴカ シジョウゴカ シジョウゴカ
この法則だと、みな一発で頭に入るみたいですよ。