ゲスト 2) 大野真澄さん
この【学生街の喫茶店】の頃、私は日本橋の事務所に居ました。
同僚の仲良しに、ガロが好きと褒めていたら、3人のうちの一人と中学時代の同級生だったんですって。
楽屋に連れていってあげると言われてビックリ!
行かなかったけど
★【学生街の喫茶店】にまつわる思い出を語ってくれました。
初めこの曲を見せられた時、(テープかな?楽譜かな?)
大野さんはピアノを弾く手つきで
「この曲は結構テンポが速くて、歌になるのかな」
と思ったそうです。
まだ作詞も出来てなかった時だった。
すぎやまさんの妹さんが
「私、この歌大好き♪ 特に、ボブ・ディランに痺れました」
ひとしきり、皆さんが湧いた後で、大野さんが何と!
当時、作詞の山上路夫さんに言ったんですって
「これ~ ビートルズに替えてもいいかな?」
もちろん山上さんは「ダメ!」
大野さんいわく
「僕はビートルズとかストーンズのファンだったので」
「ボブ・ディランにあまりイメージがなかったんですよ」
まあ、当時25~6才の若者だったんですものね^^
↓ 平成17年の映像です。
デビュー時と変わらない良い声です
★ もう一つの思い出
【学生街の喫茶店】が大ヒット中に、第二弾が発売
【君の誕生日】
この歌も大好きでしたね
実はこの歌にすぎやまさんの、あるしかけがあるそうなんですよ。
♪ 二人 あの日 別れたよ~~
このあとの間奏に、
♪ 君とよく この店に来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
のメロディが、テンポ速く聞こえてきます
初め、大野さんたちは、まだヒット中のこのメロディを2曲目にもしつこく流すのが気になっていたそうです。
でもいつか・・・
バロック風なこの曲調こそ、すぎやまこういちさんが本当に好きな、音楽だったんだなと思えてきたそうです。
次は妹さんです