さて、そこはちょっとした集落、お父さんと健気な少女が商売に励んでいます。

 

 

父娘が店を閉めようとして、不気味な白骨夫人とその一団が現れ少女をさらって行こうとしています。

 

 

恐怖に震える少女、そこへ音もなく白い姿が浮かび上がってきました。

本物の白骨夫人ですよ。

 

 

 「よくも私の名を語らって、子供を攫おうとしたわね」

 「お許しください、国王陛下のご命令なのです」

不気味な妖魔の表情がゆらぎましたが、白骨のマスクをした男はその場で溶けて消滅しました。

今回のヒロイン、白骨夫人ですよ。

前回のスパイダー・クイーンは漫画っぽかったけど、この白骨夫人は気だるげで妖艶な美女です!

 

一方、三蔵法師と悟空は天竺を目指しての旅が始まりました。

 

 

第一作ほどのきららかな金鎧の装束まではいかないけど、ちゃんとまともな姿になっています。

良かったね、牛魔王の役者さん^^

 

さっそく妖怪が襲って来ました。悟空と一騎打ちでは形勢不利とみて助太刀も現れましたよ。

派手なCG満載の殺陣でしたが、両者はついに降参!

 「観音菩薩様の命令で、取経者(しゅけいしゃ)を待っていました」

 

 

 「弟子となって、旅のお供をするように言われています」

 

 

 

 

猪八戒は定番通りにブタの妖怪ですが、沙悟浄はどう見てもカッパの妖怪には見えませんね。

孫悟空は「お前ら、信用ならん」

と言って、如意棒で脅していますよ。

若い三蔵法師が間に入って「どうしてだ?」

 「こいつら、どう見ても妖怪ですよ」

 

三蔵法師がそんな悟空をじっと見て「お前だって!」

 

 

漫画のようなやりとりを、魔法の鏡に写して白骨夫人がじっと見ていました。

 

 

白骨夫人にかしずく しもべの美女たちが言ってますね。

 「あの和尚を召し上がれば、今後の心配はご無用」

 「妖怪として、永遠の命を得るのです」

ここでも三蔵法師は特別の存在です。

            つづく