★ 冒頭、そこは森閑とした岩山に

   中国語のナレーションです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と言うわけで、第一部のラストシーンをそっくり受け継いだ出だしでした。

違うのは、孫悟空役の俳優さん

でもメーキャップはそっくりそのままですよ。

 

 「今日が500年になる日だ」

悟空が期待を込めて叫ぶと、妖怪たちが現れて

 「以前もそう言ってたぜ」と囃しています。

 

 

ところが、はるか道の彼方から白馬の手綱を引いて、旅の僧がやって来ました。

 

 

 

 

旅の僧が親しく悟空を見つめて

 「お前が斉天大聖(せいてん たいせい)か?」と聞いて

悟空が「斉天大聖だったのは昔の話だ」と答えています。

そうですね、牛魔王におだてられて天上界を荒らしまわったので

この始末ですあせる

 

僧侶はおだやかにうなずいて

 

 

 「そうだ、観音菩薩様から預かった物がある」

と言って、懐から出したのは、金で出来たワッカか!

それをまだ岩に閉じ込められたままの悟空の頭にかぶせています。

 あれ~? 日本版とちょっと違いましたね。

 

 

実は、この僧侶にもガッカリな私

第一作のラストシーンで

 

 

ナレーションの毅然とした声と言い、続編の三蔵法師は悟空の教育係だったあの仙人しかいない!

 と思っていたのに・・・

今回は、いかにも庶民的な僧侶です。

まだ三蔵法師の名は明らかにされず、

日本版と重なっていくシーンが多いので、わくわくしている私。

                  つづく