夜になるとフィオナ姫は、一人っきりになりたいと言って、洞窟の中や大きな木の空洞に入っていきます。

年頃の娘なのでこんなものかと、シュレックとドンキーは焚き火を囲んで野宿です。

ある夜は気味悪い廃屋でした。心配になって、ドンキーが様子を見に行くと、その暗がりにいたのは!

 

 「シュレックには黙っていてね」と姫に頼まれて、ドンキーが事情を尋ねました。

 

 

「私、もの心ついた時からこうなのよ」

 昼は美しい姫君、日が落ちるとこうして不気味な怪物の姿

 運命の人と  口づけを交わす時  

 初めて  まことの姿を得る

小さかった私に、魔女がそういう呪いをかけたの。だから塔に居て運命の人が来てくれるのを待っていたのよ。

 

  「シュレックが来ただろ?」とドンキー

  「シュレックは運命の人ではないと思うの」

まだ若い娘のフィオナ姫が漠然と思い描くのは、ハンサムな男性が昼の姿の姫を愛してくれて、夕方になる前に愛の口づけを交わせば、きっと元の姿、昼も夜も美しい人間の姿に戻ることでした。

 

今日はそのフィオナ姫の結婚式です。

本当は姫を愛しているのに、口に出せないうじうじ男のシュレックに

 

 

 「姫に本当の気持ちを聞いて見たら?」とドンキーに励まされ(発破をかけられ)

 「でももう間に合わない!」

 

 「そんなことはない」

破顔一笑、ドンキーが口笛を吹くと、今やドンキーとラブラブ中の女の子の竜が~~

 

 

結婚式場まで空を駆けて行きます。

 

式場では大勢の領民が見守る中、いよいよ結婚の口づけ・・

 「その式待った!」と駆けつけるシュレックに姫の頬が赤くなり、目が輝き・・・

 

 

 「その醜い怪物を殺せ!」

領主の命令に、衛兵が雲霞のごとく現れます(アニメだもんね^^)。

そんな騒ぎでいつの間にか夕方になって来ました。魔法のもやが姫を包み、そのもやが晴れた時、姫は醜い怪物の娘になっていました。

 

おおっ~!列席者からどよめき、何より花婿の領主が

 「何と醜い~!!」と姫を嘲り、 

 「それでも結婚してやるよ。そうすればオレは国王になれる。その後お前は一生牢獄だ」

 

その途端教会の華麗なステンドグラスを突き破り、かねて打ち合わせ通りに竜が教会に飛び込んできたのです。

王冠をかぶった領主をその巨大な口でぱくっと口中へ、次に王冠だけ吐き出したのです。

教会は収集がつかない混乱です。

 

フィオナ姫は決心しました。人々がざわめく中で駆けつけたシュレックと本当の愛のキッスです。

さあ、どうなる?

 

 

光がフィオナ姫を包み、天上高く上っていきます。

その光が消えて、床に姫が倒れていました。怪物の娘のままでしたあせる

 

 「これが呪いがとけた私の本当の姿なのね」

悲しみに沈む姫、そんな姫にシュレックが、愛おしい表情そのままに

 「とてもきれいだよラブラブ

 「ホント?ラブラブラブラブ

 

さあ、大団円です。シュレックが住む森には、自由の身になった森の小動物、妖精たちが総出で、ラブカップルを祝福していますよ。

 

 

優しい妖精が恒例ねずみとかぼちゃで、華やかな馬車を用意しましたニコニコ

 

 

フィオレ姫が手にあった結婚式のブーケを人々に投げ入れました。

取り合った娘たち、それをはるか上から掠め取ったのは、これもラブラブ中の竜ちゃんドキドキ

ロバのドンキーに捧げていますよドキドキドキドキ

 

 

  ヘェ~ェ~~、滅多にないラブカップルですね~

 この女の子の竜ちゃんが一番好きなキャラでした  by ムーミン

 

さあ、フィナーレですよ

ドンキーがマイクで歌っています。2部でもそうでしたが、このフィナーレの音楽のカッコ良いこと!

 

 

竜ちゃんの幸せそうなうっとりした表情、

カッコよいテンポで歌うドンキーも、もう~メロメロですよ。

       おわり

私は毎回このシーンになると、ワクワクと体がリズムに乗っています。