「翻弄」ゆらぎ312『Vanilla sweet No.11』 | jks & …muuminのブログ

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チャン・グンソクうなぎ

妄想の小部屋。少々腐入りです。

苦手な方はスルーしていただきますよう

ご注意ください。

ご訪問してくださるみなさまに心から感謝とお礼を申し上げます。





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Vanilla sweet 其の11

。。。。。。。。。。





It is continution

続きをどうぞ・・・





それから


カートは自分の足許にだらしなく絡みつい
てるパンツを上げて、階下の自分の部屋へ
降りて行った。


緊張から解き放たれた手足はぎくしゃくと
し、自分がマリオネットになったような気
持ちになる。



喉が渇いたな。

何か飲まなくては



カートは冷蔵庫を開けた。


何種類かの酒の瓶。

俺は飲まないのに・・・




彼はシードルというアップルサイダーを取
り出して飲んだ。


アルコール度数は2%ちょっと。


甘酸っぱい液体は彼の体の隅々まで行きわ
たり、彼は安らいだ。


喉を鳴らしていた彼は、突然、背後に気配
を感じ、自分の尻を撫でる手を意識した。



「なんだか、カートの下半身は不倫の匂い
がする」



ソギは人差し指でカートの尻の割れ目をな
ぞり、カートはその指を銃口のように感じ
た。



「相手は誰?名前は?」


「そんなのいないよ」


「正直に答えて」


「壁子」


「はははは。変な名前。変な女でしょ?」


「いや、暖かくて滑らかだよ」


「ふん」



そう呟いて、ソギは赤ワインに氷を入れて
口に含んだ。


そうして、顔をしかめて、テーブルに置い
てあるアイスペールを取って、その中に吐
き出した。



「汚ねえなぁ」


「だっておいしくないんだもん」



ソギは平然とした様子で、冷やしてあった
新しいワインを開けた。



背の高いクリスタルのグラスにワインを注
いでいるソギは、本当に高価な物に慣れ親
しんでいるように見える。




「さっき、不倫の匂いがするなんて言って
たけど、俺はお前と違うんだ」



「どう違うの?」


ソギは円形のチーズにナイフを入れてい
た。



「ソギが好きだから」


酒はカートの舌を滑らかにした。



「ふうん」


ソギはチーズとワインを交互に口に運びな
がら、うっとりしていた。



これは、何を言っても駄目だと、カートは
思った。



「聞いているのかなぁ?俺の言ってるこ
と」



ソギはナイフを手にしたままカートの方を
見た。その視線の鋭さに、カートは思わず
後退りする。



「うるさいなあ」


ソギはナイフに付いたチーズを舐めながら
言った。



「なんだか眠くなっちゃった。食事の時間
になったら起こしてくれる?いとしいカー
ト」



ソギはカートの頬に口をつけると、階段を
上がって行った。






to be continued



今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
いつもいいね!やコメントをありがとうございます。



ファンミのDVDを見なくちゃ💦(;'∀')(笑)



みなさま♡

佳い週末を過ごしてねぇ~~~♬(*'▽')♬♬





あんにょ~ん♡