「翻弄」ゆらぎ292『ムギョル No.17』 | jks & …muuminのブログ

jks & …muuminのブログ

チャン・グンソクうなぎ

妄想の小部屋。少々腐入りです。

苦手な方はスルーしていただきますよう

ご注意ください。

ご訪問してくださるみなさまに心から感謝とお礼を申し上げます。





。。。。。。。。。。

ソギ & ムギョル 其の17

。。。。。。。。。。







It is continution

続きをどうぞ・・・








「あとで、迎えに来て」




ソギは長い前髪を揺らしながら、肉厚の唇
を粘りつくように動かして、こう言った。



カートは顎を引いてソギを見た。



「どこへ来いって?」



彼は憮然とした表情を浮かべたが、実は、
内心はドキドキしていた。



そして


こんな時に気の利いたリアクションを返せ
ない自分をもどかしく思った。



音楽は鳴り続けてる。



カートはソギから目を逸らすことが出来ず
に見つめ続けていた。



ソギの眸は微笑っていたけれど、それは、
決して思わせぶりではなかった。




ソギは俺に対して、素直だ。


カートは直感する。



クラブの中はますます混んできて、騒がし
い。



けれど


カートは、自分とソギの間だけ、周囲の喧
騒から独立しているように感じた。




何かを言わなきゃ!


カートは思う。


ソギは俺の言葉を待ってる。



白い手袋をした手を耳に当てて、電話をし
て、とリアクションで返した。


ソギは悪戯好きの女の子のように、カート
の顔を見上げてウインクする。




そうして、



嬉しそうに微笑いながら、くるりと背中を
向けてバイバイと後ろ向きのまま手を振
り、ソギはダンスフロアを避けて従業員用
の通路に消えた。



カートはソギに置いて行かれたような気持
ちになっていた。




ソギって、なんて魅力的なんだろう。

今まで、彼の心の中にあった当たり前の事
実。




それが今、ムギョルに会いに行くソギを目
にして、カートの意識の中に、急速に、特
別な意味を持って浮かび上がってきた。



そして、それを悟られないように、のんび
りした様子を装い、金の鎖を揺らしなが
ら、次のレコード盤を手に取り、ダンスフ
ロアに目を落とした。





。。。。。。。。。。





「ムギョルは?」



ソギが口を開く前に、バンドメンバーに裏
口のドアを指差される。



ドアを開けたら、そこにムギョルが居た。



「さぁ、行こう」


「どこへ?」


「ぼくの家だよ。近くだから」


ぼくたちは並んで歩き出した。


「ダンス、上手いんだね。もっと踊りたか
った?」


「酒を飲むのも好きなんだよ。気が向いた
ら踊るよ」


ムギョルの問いにソギが答える。



弘大の大通りのガラス扉が光を反射する。


ソギは透明な秋の微風の中に、それらとは
違う暗い、寂しい物を見てドキッとした。



ムギョルに会うのは

今夜が最後なんだ・・・





彼の肩越し。

ふと生まれる寂寥。



ソギは首を伸ばして暗闇に目を凝らした。







to be continued



今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
いつもいいね!やペタ、コメントをありがとうございます。




今日は12時からspoon🥄のお知らせが来て

ワクワク♪ドキドキ♪('ω')ノ


ところが

始まった途端、

音が聴こえない。
接続が途切れる。


何度かチャレンジしましたが繋がらず終了!

 

ゆっくり聴けると楽しみにしていたけど残念でした(;'∀')


また、やってくれるよね(^^♪


お知らせ待ってますよぉ!♡(*'▽')




そして

ちょっと目を離してお掃除してたら

spoon🥄始まってた(笑)



少しでも聴けて良かった♥




今日は冷たい雨☂の一日・・・


みなさま♡


インフルエンザ、コロナ、風邪など引かないように
ご自愛して


佳い週末を過ごしてねぇ~~~♬(*'▽')♬♬




あんにょ~ん♡