「翻弄」ゆらぎ266『Vacation No.10』 | jks & …muuminのブログ

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チャン・グンソクうなぎ

妄想の小部屋。少々腐入りです。

苦手な方はスルーしていただきますよう

ご注意ください。

ご訪問してくださるみなさまに心から感謝とお礼を申し上げます。



。。。。。。。。。。

ソギ&ゴン様 其の10

。。。。。。。。。。





It is continution

続きをどうぞ・・・







俺は、ソギをもっと味わってみたいと思っ
ていた。それは、単に、ソギが目新しいか
らという理由ではない。


ソギを愛すること以上に重要なことが、こ
の世にあるのだろうか、と考える。


ソギを想うというだけで、体の芯まで暖ま
る、そんな感情以上に甘美なものがこの世
に存在するのだろうか。



そして


それを、表現すること。


それは、俺にとって、ソギの体を愛するこ
とに行き着くのだ。



俺を見つめるソギの大きな眼は、淑女のよ
うで、俺の皮膚は、ソギを知りたくて彼の
体に粘りつく。


容易で心地良いその濃度。






「ビョンゴンさん、もういいよ。自分で結
ぶから」


それが、ソギの低い声を耳で感じた初めて
の瞬間。


「い、いいのか?」


俺は、毛の束を掴む手を止めて、ソギに不
安げに訊ねた。



「うん。揶揄っただけだから」


「えっ?!」



ソギは、可愛らしく小首を傾げて俺を見つ
めてる。あまりにも無防備な表情だ。



「ここに」


ソギが椅子を指さす。


「座っていいのか?」


うん、と頷いたソギは傷付くのを恐れる子
どものような様子。


俺は自分の手足を持て余し、気恥ずかしさ
に呼吸困難に陥った。


そうして

その苦しさに耐え切れず口を開いた。



「コックスでバイトを始めたきっかけは何
だったんだ?」



「ビョンゴンさん、何度か店に来てたよ
ね?ぼくを見張ってたの?」



質問を質問で返して来る。



「どうして解った?」


「ぼく・・・今、解かったんだ。あの時
と同じ空気感がしたから・・・」



ソギは続けた。



「ビョンゴンさんの姿は見えなかったけ
ど・・・優しく包まれてる視線は感じて
た・・・アルバイトの女性がぼくに教えて
くれたんだよ。ぼくが居ない時にも来てた
って・・・ここはゲイバーだから、普通の
男性は目立つんだ・・・」



そうか・・・

知られていたか・・・



「ビョンゴンさん・・・」



ソギは、今まで自分についてを話すことは
なかったが、無言で愛情を伝えようとし
て、俺を見ることがあった。




そういう時


今まで抑えていた分だけ


ソギは、饒舌な眼をした・・・





to be continued


今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
いつもいいね!やペタ、コメントをありがとうございます。



コロナで今週も外出自粛ですが


少しでも


楽しんでいただけたら幸いです♡



みなさま♡


佳い週末を過ごしてねぇ~~~♬(*'▽')♬♬





あんにょ~ん♡