ご訪問してくださるみなさまに心から感謝とお礼を申し上げます。
秘密の恋人・・・
「Undercover Lover」
。。。。。。。。。。
Byond the time
『時を超えて』ムギョル 其の36
It is continution
続きをどうぞ・・・
ずんずんと大股で前を歩くビョンゴンさん。
ジョンインの家は広い。
どこへ行くのだろう?
長い廊下の先に、トイレのドアが見えてきた。
「・・・えっ!?・・・トイレ?・・・どこのドアでもいい、って」
「ああー!・・・なんせ、チョンサの言うことだからな」
ぼくの声を聞き咎めたビョンゴンさんが振り返った。
「万全を期したいから、トイレのドアにしたんだ」
暗に、チョンサを信じていない、と言ってる。
「本音を言えば、時間があったら、弘大のBARまで行きた
かったんだが。あそこのトイレなら、問題ないはずだから・・・」
最後はブツブツと独り言みたい。
ちょっと可笑しくなる。
「ふふふ・・・」
「ククク・・・」
ムギョルと二人で微笑い合う。
「なんだ?なんだ?・・・」
ビョンゴンさんも嬉しそうに微笑ってる。
この世界から元の世界へ・・・
・・・戻れることが、嬉しいに違いない。
ぼくは、と言えば、二日酔いの朝みたいな気分だった。
ムギョルもそんな顔をしてる。
ムギョルが手を伸ばして、ぼくの頬に触れた。
ぼくは、その手をそのまま、自分の唇に持っていき、指を
くわえた。そしてムギョルを見た。
目の前のムギョルは苦し気だった。
眸だって、濡れている。
どうしたものか、と、ぼくは途方に暮れる。
ぼくは、自分の愛し方を想い出した。
今までの恋は、ぼくの人生に、何の波風も立てない種類の
ものだった。
たとえば、気の利いた映画を観ることや、近所のコンビニで、
ちょっと舌に優しいムースを買ってくることと同じだった。
それでも・・・
心の中に結ばれる映像は、ゆっくり流れていこうとして、そ
のたびに、後悔という塊りにつまずいて、止まってしまう。
あの時、こうしてあげれていれば、そう思うと、ぼくはやり
きれない気持ちになる。
恋に落ちる相手を前にした時、ぼくの心は理由のないせつ
なさを感じた。心をつままれる感じだろうか・・・
ただ、人恋しいだけなのか。
人肌が恋しいだけなのか。
そういえば・・・
ぼくは久しく恋をしてなかった。
こんど恋をする時は、ていねいに恋をしよう、そう決めてい
たのに・・・
こんな展開は予期してなかった。
ムギョルとの運命の出会いは・・・
ぼくから、だったのに・・・
呟きながら、まだ、心に残っている面影の欠片に別れを告
げて、ため息を吐いた。
そのため息は、ぼくの口をつく言葉たちよりもはるかに困っ
てた。
飲み過ぎた酒は、いつも頭の片隅に棲みついて、騒ぎ立て
る。ぼくは、重大なものを見失ったような気持ちで、トイレの
ドアを見つめた。
こんな時に、迎え酒みたいなものがあればすっきりするんだ
けど、などと考えてみる。
二日酔いの朝、ぼくは目覚める前に音楽を聴いて、いつもシ
ーツに包まって、ベッドで丸くなってた。そうして自分を守ろう
とするのだけど、いつもうまく行かない。
「・・・苦しいよ」
ムギョルは不意に涙を流して、ぼくを慌てさせる。
そう言って、すすり泣くから、ぼくはムギョルを抱きしめて
あげた。
そんなことは、簡単にできるくらいに、ぼくの肩は広いのに、
なんだか、ぼくまで、泣きたくなってしまう。
バタバタと乱れた足音が聞こえてきた。
足音はこっちに向かってる。
「ソギー!・・・ムギョル~!早くぅ~!」
メリとジョンインの声だ。
「チョンサが、チョンサが、鍵を取り返しに・・・くる!チョイ
ン先生が防いでくれてる~!急いで~~!」
メリの悲鳴を聞きつけたビョンゴンさんは、咄嗟に、ぼくと
ムギョルを庇い、背を向けて両腕を広げた。
足音が突然止まる。
ぼくは不安になった。
「ソギ!早く、ドアに鍵を付けるんだ」
ビョンゴンさんが叫んだ。
ぼくはムギョルの手を引いて、ドアに駆け寄り、五芒星の形
の鍵をくっ付けた。
突然、足音が速くなる。
その足音は、ぼくの心臓の音にいつの間にか同調している。
ぼくの体は困って、振り返った。
そこには、青ざめた顔をしたビョンゴンさんと、その後ろに
は必死の形相で走って来る、メリとジョンインの姿が見えた。
ムギョルは立ち竦んでる。
ぼくは、平和でない空気が立ち込めてしまった廊下で、無理
に笑おうとした。
何かが、起ころうとしている・・・
「・・・ムギョル」
そっと呟いてみた。
そうすると、何か得体の知れないものが、ぼくの体に広がっ
て行き、知らず知らずのうちに、ぼくの唇はすぼまりながら、
きつく結ばれていく。
ぼくは、ぎこちなく笑った。
to be continued
今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
いつもいいね!やペタ、コメントをありがとうございます。
とりあえず、金曜日で、義父の退院の件は一段落しました。
まだまだやってあげなければならないことや、片付けなけ
ればいけないことが、たくさんあって、頭が痛いです。
もう、ね!
本当に大変でした。
お話し変わって・・・
今週でスイッチも終わりですね。
スカッと爽やか!サイダー!!!
みたいな、スッキリした終わり方がいいな。
いろいろな全ての謎が解明されますように・・・
そして
TEAM H・・・
会いたいなぁ~!!♡(≧▽≦)/
明日は「母の日」ですね♡♡♡・・・
ぐんちゃんはオンマにどんなプレゼントをするのかな?
ぐんちゃんのインスタが楽しみですヾ(≧▽≦)ノ
みなさま♡
良い週末を~~~~~♪♪♪♡(*'▽')♡
あんにょ~ん♡