「翻弄」ゆらぎ161『ムギョル』 | jks & …muuminのブログ

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チャン・グンソクうなぎ

妄想の小部屋。少々腐入りです。

苦手な方はスルーしていただきますよう

ご注意ください。

ご訪問してくださるみなさまに心から感謝とお礼を申し上げます。


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Byond the time

『時を超えて』ムギョル 其の31

。。。。。。。。。。


It iscontinution

続きをどうぞ・・・





ゆらり、ゆらり、と体が揺れている。
ハンモックがもたらす穏やかな揺れに近い。

あまりにも心地良くて、ソギは眼を閉じていた。



「・・・あの、さ、」

「んっ!?・・・」

ソギは、ぼんやりしてた。

「・・・刺されたね」

ムギョル。

「・・・痛かった?」



今は、痛みを感じないが・・・

あの時は、ムギョルと入れ替わっていたのだと思っていたが、
どうなんだろう・・・



「・・・ぼく・・・驚いたよ」


そう言って、意味ありげに見つめるムギョルの視線を感じて、
ソギは困ったように下を向いた。


「ねぇ、ジョンインとは寝たの?」


この質問に驚いて、ソギは顔を上げると、質問の意味が解らな
いという感じで、ムギョルを見つめた。


「・・・いいんだ」


ジョンインと寝たことは、ここでソギを最初に見た時から
ムギョルは知っていた。

ソギはいろいろな意味で、真摯な男だった。


ソギは何も答えずに、前に向き直り、空を仰いでる。


草が小さな声で囁きはじめると、風は楽しそうに歌いなが
ら、二人の頬を撫でていった。

柔かい、素直な光は、雲の隙間を縫って、穏やかに、地面
に降り注いでる。

ソギは脚を伸ばし、後ろ手をついてる草叢に目を落とした。
名も知らぬ、小さな白い花があちらこちらに咲いている。


なんて気持ちが良いんだろう・・・
草の蒼い匂いを風が運んでくる。

時折、花の蜜の甘い匂いが鼻先を掠めた。



「これ、着るといいよ」

突然、ムギョルがソギの目の前に、セーターを差し出した。


「これ、誰の?」

ソギの問いに、ムギョルはおどけたように答えた。

「安心して。ぼくのだよ。ジョンインのじゃないから」


ソギはポカンとして、脱ぐのをためらっている。

ソギは紐で前を簡単に合わせる、ガウンのような入院服を
着せられていて、その下には何も身に付けていない。

それで、脱ぐのを躊躇っていたのだ。


「ほら、パンツも・・・スキニーだよ」

どうしたの、とムギョルは問いかけて、ソギがきつく前を合
わせているのに気付いて、吹き出した。


「ソギ!どうして胸を隠すの?・・・ソギの裸を見たって、ぼく
はうろたえたりしないよ」


「ぼくはうろたえるよ」

ムギョルから受け取ったセーターとパンツを胸に抱えてるソギ。


「どうして?」

「kissをしたくなるから」

「したら?」

ムギョルはおかしそうに、困った顔のソギを見た。


「・・・sexをしたくなるから」


そう、小声で呟きながら、ソギは服を脱いだ。

ソギはムギョルに背を向けていたが、ムギョルの視線を痛
いほど感じていた。

そして、自分の背中を庇うように、素早くセーターを着込ん
で、ムギョルとの間に漂いはじめてる性の空気をさえぎった。


「・・・ソギ!・・・また、会えるかな?」

ムギョルは不意にソギを抱き寄せて口づけた。


「・・・・・」


ソギはなにがなんだか解らずに混乱していた。

すっかりドギマギしてしまい、だから、長い口づけが終わった
あと、自分の頬が両手で挟まれ、大好きだよ、とムギョルに
囁かれた時も、唖然としたままだった。


「大丈夫?・・・」

ムギョルは微笑ってる。


ソギは何故か、恥ずかしさを感じて下を向いた。

ずい分と昔に、まだ少年だった時に、kissのあとで、やはり、
こんな風に振る舞ったことを思い出していた。

自分が、なんていろいろなことを忘れていたのだろう、と
ソギはいまさらのように思った。

男同士の間でも、突然は、順序良くやってくる。
酒を酌み交わし、お喋りをして、そして、kiss・・・

そのことが、とてつもなく感動的だった時代が、確かにあった。



このまま別れてしまいたくなかった。



「ベッドへ行こうよ」


「すごく突然すぎない?」


そう答えたあと、ムギョルは顔を赤らめた。
ムギョルの耳には金色のピアスが光っている。



もしも・・・

ぼくがムギョルに恋をしていなかったら、このピアスも
ぼくの眼に輝いて映らないだろう・・・

ムギョルは美しい男だ。

そうして、ぼくとドラマを通して関係を持っている。

ぼくは、自分や、自分を取り巻く世界を、心の底から情け
なく思った・・・



ソギは、ムギョルの柔らかい体を抱きしめた。

ムギョルは、どうしたの?と、いうふうに、目で問いかけ
てくる。

「ジョンインと・・・ごめんね」


そう言って俯くソギを、ムギョルは可愛くてたまらない、と
いう眼で見つめている。


ソギは愛おしい人を抱くようにムギョルを抱きしめた。

そして、ごく当たり前に、好きな男に抱かれるように、ムギ
ョルは抱かれていた。


まだ、愛し合ってはいない。
けれども、愛し始めている。


その思いを込めた溜息を二人は重ね合わせた・・・






to be continued


今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
いつもいいね!やペタ、コメントをありがとうございます。


スイッチ!

水を得た魚のように、活き活きと演じてるぐんちゃん。
出演者のみなさんやスタッフさんと仲が良さそうですね♡

視聴率も前回よりアップして、2週目も1位キープでほっと
しました♡(≧▽≦)


サドチャン!いいわぁ~♪(〃´∪`〃)ゞ

佐土原コンビ!最高!!!

二人の絶妙な距離感が良いです。


なんか・・・
ドキドキしちゃう・・・

ペク・ジュンスとの三角関係になるのかな?(笑)

なぁ~んて、期待しちゃう…♡((´∀`))


。。。お話し変わって。。。


昨日、金曜日の夕方、Zカフェに行ってきました。

どうしてこんなに空いているの?・・・と、不思議に思いまし
たが、明日からマグカップやらキーホルダーの発売があるらし
く、土曜日の予約は瞬殺だったそうですが、金曜日はガラガラ
に空いていました(;・∀・)

いつも、残念な私です(´;ω;`)ウッ…

ちょっと小雨も有り、APでお会いしたうなぎさんたちはカフェ
に入らずお帰りになった模様・・・

でも、でも、立ち話が愉しかった(*'▽')
勿論!ぐんちゃんのあれこれ話しです(笑)

空いていたので、店員さんに何枚か写真コーナーで、撮って
いただきました(笑)


明日はお花見です・・・

もう、葉桜ですが(笑)



みなさま♡良い日曜日を~~~♪




あんにょ~ん♡