「翻弄」ゆらぎ② | jks & …muuminのブログ

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チャン・グンソクうなぎ

妄想の小部屋。少々腐入りです。

苦手な方はスルーしていただきますよう

ご注意ください。

ソギがベッドから逃げ出した。

迂闊だった。

思いもしない行動に唖然としながら、油断した自分に
腹が立つ。
    
シーツの中、ソギの唇を捕え、性急なキスをした。
舌と舌を合わせながら、俺のバスローブを脱がせようと焦
れるソギの指。
俺の舌をチューッ、と音を立てて吸ったあと、思うよう
にならないバスローブに苛立ったのか、ベルトを乱暴に引っ
張りシーツの外へ放り投げた。スルッと舌を抜いて、二人を
隔てているバスローブを肌蹴た。
    
ソギは俺のバスローブに一緒に包まると、腕立て伏せの姿
勢の俺に、下になるようにと口を尖らせて、催促する。

    
「これからお前を俺の好きなようにする!」そう言った俺に頷いたお前が…に指図をするのか?

俺は上からソギの脚を押さえていたが、口を尖らせて、見
つめ続けるソギに根負けして、仕方なく反転してやった。
自由になった脚を使い、ソギはシーツを丸めると、これも
ベッドの下に放った。

    
口角を上げた顔は何かを企んでいる。
    
ゆっくりと胸から下へと体を滑らせて、ソギの唇は大きく
膨らんだ俺の分身に逢いにきた。
チュプッ、と俺の分身を咥え、舌先で転がす。見るからに
細いソギの顎に、俺の分身は収まりきらない。
    
苦しそうに喘いでいるソギ!
    
「ソギ!そんな事はしなくて良い!」…。
    
「嫌だ!…ずっとこうしたかったんだ」


言う事を聞かないソギの脇に腕を差し入れ、引っ張り上げ
ようとした。その時、ソギが俺の腕からスルリと逃げた。

「こっちに戻って来い!」

手招きをした。
    
ベッドをバンバンと叩いて怒った振りもした。

    
「いやだ!」

    
ソギは本気で怒って、俺を睨んでいる。
    
裸のソギは、腰に手を当て鼻を膨らませて、仁王立ちに
なってる。怒って睨んでいるのも、仁王立ちしてるのも、
ソギの顔に似合わない。可愛く見えて迫力に欠ける。
   
    
「ふふふ…」

ソギに分からないように下を向いて、口許を隠した。
    
「フン!」と横を向いた顔を戻し、「ぼくを捕まえて!…
そうしたらヒョンの言う事を聞くよ…でも、もしぼくが自
分でベッドに戻ったら、ヒョンがぼくの言う事を聞いて!」

    
「早くぼくを捕まえて!」

ニッコリ笑うソギの無邪気な顔を見て唖然とした。

お前は…

「子供か?」


狭い寝室で偉の大人が鬼ごっこ?…それも裸のソギを捕
まえる?…
 
俺は頭がおかしくなりそうだ。
    

ソギ!…「お前の愛に応える!」と、決め、ベッドに入った。
望みを全て叶えてやって、お前を満足させるつもりだった。
ソギ!…お前は一筋縄ではいかない奴だ…。

まさか!…「鬼ごっこ」が始まるとは…
想定外だ!
    
変幻自在のソギは行動までそうなのか?…
    
ソギは俺の反応に愉しそうだ。
    
そんなソギを苦々しく思い、不機嫌になる俺を見て、一転
上機嫌になるソギ。

    
ふざけて舌を出したソギに怒りさえ覚え、本気でソギを
追いかけた。
    
「ソギの罠に嵌ってる」…

頭の片隅で囁く声が聞こえる。

「構うものか?」…
罠だろうが何だろうが、どうでもいい!

絶対に捕まえてやる!
    
俺の闘争本能に火が点いた。

日頃から鍛えていないソギは少し追い回すと、ハァーハァー
と息を上げ、動きが鈍くなってきて、簡単に捕まえること
ができた。
    
    
「諦めろ!俺に勝てる筈がないだろ!…」

肌蹴たバスローブにソギを包み直し、強い口調で言い聞か
せる。悔しそうな表情を滲ませたソギの顔が徐々に甘えた
表情に変わっていく。
    
一瞬、一瞬でコロコロと変わる表情は見飽きる事が無い。


「俺の好きにするぞ!良いな!」

ソギの頬が薄紅を差したように染まる。
はにかんだ唇はピンク色の舌を出し、見上げるソギの三白眼
の目元には妖しい色香さえ漂う。
    
もう、限界だった。
お互いがお互いに飢えていた。
    
ベッドで俺の胸に抱かれているというだけで、ソギは歓喜
の表情をしている。
    
そのうえ、まるで空腹に耐えられない子供のように、せっ
かちに愛をねだる。官能的なソギの体を味わってみたい…
吸い付くような白い肌にピンク色の乳首。舌を這わせ、軽
く歯でこそぐとコリコリと固くなってきた。
    
もっと、感じさせて、ソギを啼かせたい…。 
    
唇を羽のように使い、サワサワと掃くように触れた後、
強く吸う。
    
「あああーー!!!…もう!!!」

    
抱き合って数分も経っていないのに、意味の無い言葉を
発し続けるソギが可愛くて堪らなくなる。
快楽の波に浮かんで、爪先を震わせている俺のうさぎ!…
    
ソギの顔を両手で包み、いたわるように唇を合わせた。
    
「大丈夫か?」
    
俺の囁きに体を震わせるソギの口腔内を、ゆっくりとね
ぶりまわした。喘いで喉が渇いたのか、ソギは流れていく
俺の舌と唾液を味わいながら、ゴクリ、と音をたてて飲む。
   
ソギの満ち足りた顔!
    
「愛しい!」…
ソギが…愛おしい。

ソギは俺の膨らんだ分身に手を添えて溢れる蜜を舐め採ろ
うと舌を伸ばす。
俺を横目で見上げ、唇を突き出して微笑むと、俺の分身に
ゆっくりと口を付け、先端の窪みから根元まで、一瞬も舌先
を離さず舐めまわす。ソギは口を大きく開け、顔を上下に
揺するようにして俺の分身を吸い上げた。

    
「もういい!」…。


ソギに舐められて、達しそうになる。
我慢できそうにない。
    
ソギの髪を軽く引っ張るようにして制した。
    
軽い眩暈を覚えたのか、頭を振りながら顔を上げるソギ。
息が苦しそうだ。瞳が濡れている。
    
気持ちが込み上げ、涙まで零れるのか?
    
「俺の可愛いうさぎ!」…

ソギの涙を舌で拭いながら、俺たちはシーツの海の上、快楽
の波に浮かんだ。   
     

    
「ソギ!逢いたかった…」

チュッ!と派手な音を立ててソギの唇にキスをする。
    
「ぼくも逢いたかった…」
二人で顔を見合わせて微笑んだ。

    
「ソギ!俺にどうして欲しい?…」
    
息を整えたソギは俺の顔を見ながら、一言一言、確認する
ように訊く。
    「
ヒョンの全てをぼくのものにしたい!…ヒョンにぼくの全
てを奪ってほしい…」
    
    
それはお前の独りよがりではないことを俺が教えてやる。
言葉ではなく、ベッドの上の身体の会話が、俺も同じだと
悟らせてくれたから。
 
ソギの小さなお尻にそっとキスをした。
    
ソギがビクン!と跳ねる。


              


to be continued