ニガイチゴ
ニガイチゴ
バライチゴとニガイチゴ
バライチゴ
バライチゴの大ブッシュ
バライチゴの紅葉
バライチゴとニガイチゴの紅葉
コバノモミジイチゴ
フユイチゴ
フユイチゴ
山道で紅葉しているキイチゴ類の大群生を見かけた。
バライチゴ、ニガイチゴ、コバノモミジイチゴ、フユイチゴの4種類の群落で、ニガイチゴとバライチゴの一部が紅葉、12月から1月が最盛期の常緑低木のフユイチゴはまだ赤い実を付けている。
ニガイチゴとは言うが、苦くはなく甘くて美味しい。
バライチゴには独特の芳香があり、キイチゴ類の中では一番美味しいと感じる人が多いが野人もその一人。
大半のキイチゴの熟期は晩春から初夏だが、フユイチゴは冬でバライチゴは8月から10月。
このバライチゴのブッシュから、夏に来れば食べ放題出来そうだな。
このバライチゴ、千葉県では重要保護生物、京都府では絶滅危惧種に指定され、採取が禁止されている希少植物。
富士にも九十九里の協生果樹園予定地にも自生していた。
道の反対側にはフユイチゴの大群落があり、いくらでもとれる。
日陰を好むが、周年暗い植林の中では生長せず、秋には葉を落として陽があたる落葉樹林の下で大繁殖する。
落ち葉をかき分けると鈴なりのイチゴが芋づる式に出てくるので、お野人はこれを「フユイチゴ掘り」と称している。
掘るイチゴも面白いが、「掘るウナギ」も面白い。
中学生の時によくやった・・
落ち葉を掻きわける「うなぎ掘り」
川の水が干上がる秋に水はカーブなどの深みに集まり、やがて枯れていくが、そこに逃げ遅れたうなぎが取り残され、大きな石の下に潜りわずかな水気で生きている。
深みに積もった落ち葉をかき分け、大きな石をひっくり返して水気が残っていると2~3匹のうなぎが拾えた。
習った技ではなく、野人オリジナルの狩りだったな。
水が枯れて逃げ遅れたうなぎはどうするのか?
その疑問を解いて行けば答はそこに行き着き、大きな石の下にうなぎ3匹を発見した時は大感動だったな。
このフユイチゴ掘りも同じで、落ち葉に埋もれて外からは見えないが、中には保護された見事なイチゴがどっさり、中には2mも赤い実が鈴なりでその数百個以上、首飾りが出来るほど見事なものもある。
疑問、思考の起点、思考順路次第で人生はバラ色になるかもな。
実践から生まれた教訓は、海山川における野人の狩りだけでなく、暮らし全てに生かされている。
野人理論はそのようにして生まれた。
世界の常識と異なるのは当然だが、理論とは必ず答えが出る方程式なのだ.。
常識で現状抱える問題が解決出来るか考えてみるとよい。 病・環境問題がそうであるように、解決出来なければ間違っている。 理論にもなっていない。
漠然と自然を見続けても感性は道理に向かわないが、「何故」という疑問と、解明しようとする意志と、思考の起点を間違えなければ思考は磨かれ、何時かは答に行き着く。
本や人から学ぶことも初期においては大切だが、そのままではただの知識に過ぎず、他力本願に終わる。
使いこなすことで疑問も感じ、間違いにも気づくだろう。
キイチゴの紅葉が大層なお話になってしまったが、彼らの紅葉の差にも、群生にも必ず物理的な理由がある。
そんなことを考えながら彼らを眺めているのは、結構楽しいものなんだよ。
ルビーのようなフユイチゴ、一粒だけいただいたが、今が一番甘くて美味しい。
葉による野生イチゴの判別
https://ameblo.jp/muu8/entry-10262668184.html
冬山のルビー フユイチゴ
https://ameblo.jp/muu8/entry-12108061438.html
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