何の為に食べるのか 食の本質と道理2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

 

 

1日3食・間食、これだけ終日食べ続けても数時間で腹が減り空腹感が出るのは何故か。

 

栄養学、カロリー学の必要量の通りに食べてもそうなることがおかしい。

朝食べても昼まで持たず、昼食べて間食しても6時間後には腹が減る。 特に10代、20代は皆さんそうだったのではないかな。 毎日が空腹の連続だ。

同じ満腹でも、1週間食べずに狩りをしないライオンのエネルギーの仕組みはどうなっているのか。

 

そもそも必要量は誰がどのような理由で決めたのか、人類史の中でそれらが摂れた時代はあるのか、穀物を、野菜を大量に食べた時代があるのか。

 

国内農業の始まりは2千年前、漁業は江戸時代からだが、それらの産物がすぐに人々に行き渡るはずもない。

穀物野菜だけでなく魚介類が人々に十分に行き渡ったのは道路交通網だけでなく冷蔵設備が整った近代になってからなのだ。 現野菜の大半は江戸時代にはない。

 

数百万年の人類史、ホモ・サピエンスは20万年、アフリカを離れて6万年としても必要量と言われる食材・栄養分の歴史は百年にも満たない。

何時から、どのような理由で必要量が決まったのか明確にした上で唱えるべきだろう。

 

それと、必要量を摂り続けても、足りない成分をサプリで摂り続けても、健康になるどころか病不調が増え続ける理由も合わせて明確にしてもらいたい。

健康食品のCMはその必要量を前提にしたものばかりではないか。

 

空腹信号は「エネルギーが足りない」と言う本能の信号であり、動物には生まれながら備わっている。

栄養学で言うなら十分どころか、大盛り丼を食べてもすぐに空腹信号が出るのは、心身の制御に必要なエネルギーが足りないからだ。

 

何故足りないか、何が足りないかは、動物は何を必要とするのかを理解するしかなく、食性が合っているかがその次に重要だろう。

 

常識では動物の活動燃料に当たる動力は熱量カロリーであり、メンテナンスは栄養ミネラル成分だが、この基盤が間違っていればいくら頑張っても結果は出ない。

実際には結果が出ないのだから間違っていると考えれば良い。

 

これらを一括消去して確立したのが野人理論。

生物の動力は水中・空気中に溢れる一般電気エネルギーであり睡眠で得られる。

心身のメンテナンスは生物が持つ生命の電気エネルギーであり食物から得られる。

 

生命は生命によって育まれる。

つまり、完全な生命エネルギーを持つ食べ物を1種でもよいから食べていれば体調は保てる。自然界の動物がすべてそうであるように。

人間だけが例外などということはない。

 

体調が保てれば、動力充電に当たる睡眠もまた正常に保てる。 カロリーや栄養成分など全く関係ないと言うことであり、実験すれば簡単に答えは得られる。

 

1種2種の完全な食べ物で健康問題のすべてが解決するということだな。

完全な食べ物、有機物とはどのようなものか、その仕組みを理解するだけで事は足りる。

そもそも他の生き物は理解せずとも生きて行ける、その程度のものだ。

 

動力、メンテナンス、そのどちらも間違っているから病不調に悩まされ、臓器や皮膚の老化が進むのだ。

動物はエサが獲れなくなれば生を終えるが、人間は筋肉臓器共に衰えが早く、寿命の7合目辺りから自由に動けなくなり、寿命の半ば過ぎから出産が困難になる。

 

この他の動物との差をおかしいと思わないほうがおかしい。 120歳まで生きた人がいるなら、それが寿命の可能性であり、どれだけの人がそこまで近づけるのか。

その半分の60歳あたりから老化でガタガタになり不調に悩まされるのは、間違えたからではないのか。

 

野人は当たり前の道理を説いている。

それでも、おかしくはない、今が正しいと言うならその道を選べばよい。

 

生まれて来た以上最後まで自由に生をまっとうしようとするのが動物であり、最も知能と感性が優れた人間ならなおさらではないか。

その知能と感性を多くの人達の為に、生き物の為に、地球の為に使ってもらいたいと願っている。

 

知性とは何か、学びとは何か、考えるとは何か、知とは聞いて読んで知ることではないはず。

学び方次第で人生も未来も違った道になるだろう。

 

今は問題なくとも、間違いを修正しない限り突然に災いはやって来て、最愛の人達を失うことにもなる。他人ごとではない。 親族友人だけでなく、その子孫も、負の遺産の継承は繰り返され地球は荒廃する。

 

現状の経済の仕組みの壁は巨大で、その一角を崩すのも困難。 病不調の復元どころか原因すら掴めない学問がこのままで良いはずもない。

 

理を説いても野人個人の力ではどうなるものでもない。

多くの人を突き動かすのは知性と意思の力。

どちらが欠けても人は動けない。

 

 

 

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