バフンウニ・・ たしかに馬糞に色も形も似てないでもないが
馬のうんこ よりは・・うんと ちっこい。
他のウニのようにトゲも長くなく、触れても痛くはない。
チビッ子の 丸刈り、栗まんじゅう・・のようなものだな。
潮が引くと浅瀬の石の裏にくっついている。
群生してたくさんいるので簡単に拾えるのだが、割って食べるのがメンドウ・・ コテ
同じ場所に長く黒いトゲを持つムラサキウニもいるが、大きい割には身が少なく味も薄い。
バフンウニの味は、甘味が濃厚で美味しい。
割って身を出すのが面倒なだけで、寿司屋で食べるウニの味と大差ない。
これよりはるかに大きい北のエゾバフンウニは捕り易く食べ易く、重要な産物となっている。
ウニが嫌いと言う人もこのバフンウニは食べられるが、市販のウニとどこに違いがあるのだろうか。
身だけ容器に乗せた「板ウニ」は、身崩れを防ぐためにミョウバンなどを使う。
また、水槽の生ウニを提供する飲食店は水道水でよく洗うよう指導を受けている。
水槽に活かしていても出す前には水槽の海水で洗うわけにも行かず、水道水を使う。
本来のウニの味は活きたウニ。
海から揚げて浜で食べるのが最高で、海水の中でこそウニの味は引き立つ。
九州の海のそばで育った野人は、中学高校と周年海に潜り、アワビ、サザエだけでなく、国内で最も高価な「アカウニ」を捕って浜でよく食べていた。
このアカウニの身は大きなもので指の太さほどあり、甘味も味も最高のウニだった。
それに近い味がこのバフンウニだが・・
あまりにもちっこ過ぎて、食べた気がしないのが難点だな。
ウニの食の本質を知る体験として磯で味見させている。
9月の野人企画 うにぎり
https://ameblo.jp/muu8/entry-11914185683.html
バフンウニ
ウニを見ていたジョニー・む~ップ
ウニ
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