夏・夏・夏・夏・・・ココナッツ そこもドコモナッツ だったのに・・
ああ、それなのに
今年もあっと言う間に夏が行ってしまった。
もっと、穴子もカニもイシダイも・・潜って獲って食べたかった ウニぎりも タコ焼きも・・
今年も・・食い・・が残ったが、それは子供の頃から毎年のように続いている。
お野人の夏の思い出・・皆がイメージするロマンスとは無縁で、食い損なった悲しさ・・
それらしきものは せいぜい・・
「行かないでくれ 夏子~」くらいか・・
読者の綺麗なお嬢さん達・・大勢いらっしゃったのだが、顔を思い出そうとすると、皆同じような・・タコやカニに見えてしまう悲しさ・・
イカんイカん、すかんタコ今日はこんな話ではない。
ナッツの思い出・・木の実のナッツの話だ。
10月1日、花ちゃんのコメントにもあるように・・
果肉とナッツの食性の違いだな。
果肉と種の違いは、同じ木の実でもその目的と肉質が全く異なる。 果肉は植物が種を運んでもらう動物の為に作ったものであり、種は自らの遺伝子を詰めた丈夫なカプセル、無事に育って欲しいと言う願いが込められている。
子供のスーパーマンが入って地球に飛んで来た隕石のようなアレだな・・
「アタシを食べて~」が果肉の本音なら・・
「食うんじゃねえぞ」と言うのが種の本音。
種は独立した生命体のかたまり。
果肉の糖は動物に必要なもので、消化に無理がなく多くの動物が好む。
種も食べては旨いが、消化されないよう工夫されている。
非常食・保存食としては便利だが、その他食材だな。
長年植物を研究して来たが、植物は動物と協生しながらも毒やアクやで可食部、不可食部を仕分けして来た。 植物の気持ちになれば・・
根や幹は命に関わるから「絶対に食うな」
毎年更新、たくさんある葉や根は・・
「食ってほしくないが 少しならしょうがない」
果肉は・・「種が完成して甘くなったらぜひ食べて」
種は・・果肉と食っても大丈夫、消化されないから・・
昆虫、鳥や動物達も「絶対に食われたくない」のだが食われる運命。
肉食動物にとって彼らは美味しく消化も抜群、それが主食なのだから。
それが生命の循環・・そう考えると
植物にそこまで気を使うことはないが
言えることは・・
種や葉は草食動物にさえ消化困難だと言うことだ。
食われ過ぎないよう精巧な仕掛けが施されている。
穀物に野菜根菜・・これらは今や人間の主食になった。
人間は肉食雑食であり、食性、消化機能から考えれば相当な無理があり、眠くなる程消化に全身のエネルギーを費やし、体力・臓器機能を消耗する。
毎日何度も、大量摂取を終生続ければ・・
疲れも衰弱も伴い老化が早まるのが道理。
それが現状ではないかな・・
疲れが溜まり、疲れ対策を考えるのは人間しかいない。
今は品種改良が進み、穀物野菜果実が量産されるようになったが、人類史上、体を育んで来た本来の食材ではなく、それらは食べ物がない時の予備食のようなものだった。
消化はともかく命を繋ぐことが最優先なのだから。
体はどのような食材にも新たな酵素を作ることで対処しようとする。
雑食は命を繋ぐ為に進化した苦肉の食性、出来るなら余計な体力を使わない本来の食性が一番だな。
夕べ・・この記事を書きながらピーナッツ・ナッツを食べて見た。
昔よく食べていた量で、美味しかったのだが・・
胃がパンパンに張ってもたれてしまった。
久しぶりに萬金丹を飲んで30分で治まったが・・
ナッツに耐えられない体になったようだ。
大量牛肉ももたれるようになったし・・
本来の肉はいくら食べようがもたれない。
肥料で肥大した果肉は、果物健康法とかでいくら食べようが目的は果たせない。野菜根菜も同じ。
ナッツは野生、栽培を問わず少量ほどほどに楽しめば良い。食べ過ぎは禁物。
ナッツを生命エネルギーの詰まった最高のサプリと考えたこともあったが、食性は合わない。
しかし植物では最高のエネルギーを有する部位に変わりない。
草の種である穀物も・・食性は合わないが、今の食糧事情ではまあ仕方ないだろうな。
人間を虜にする魔力があるし、お野人も魅せられている。道理を見極めて適当に付き合えばよい。
種の陰謀 樹木の意志3
http://ameblo.jp/muu8/entry-11356380270.html
9月の野人企画 うにぎり・・
http://ameblo.jp/muu8/entry-11914185683.html