自然界の仕組みは多種学問分野が複合する物理であり専門学者では解明出来ない。
複合的な仕組みをすべて理解しようとすれば何十年かかるかわからず、まして植物、動物、微生物、個々の仕組みさえ未解明なのだ。
足元の草が何故毎日伸びるのか、その道理を説明出来る人もいない。
「それが当たり前」と一言で済ますほど簡単なことはないが、「植物とは何か」、それがわかっていない証拠ではないか。 植物の本質も仕組みもわからなければ同じ植物である野菜が何故育つのかもわからない。
協生農法は自然界の仕組みを理解した上で環境を整え、生育には直接関与しない、つまり他の樹木野草類同様に野菜類を丹精込めて育てることはしない。
理念は自然農、アグロフォレストリー、パーマカルチャーと同じでも、実践における手法が全く異なり、自然の法則に反せず生産量が増す方法を適用している。
自然界の植物は育つ場所を選べないが、人間はそれがやれる。
アパート経営は周年空室を埋めるのが理想的だが協生農法も同じ。
周年有用植物が埋め尽くす多くの工夫をすれば良い。
収穫のオフシーズンを作らないその工夫が、生産量において、他の農法、自然農法との最大の違いとも言える。
400mトラック競技で数秒おきにスタートさせるようなもので、必ず誰かが走っていて始めも終わりもグループも見分けがつかない。
つまり年間活用延べ面積の違いが生産量の違いの一つであり、草が周年育つなら野菜をはじめとする有用植物の比率を周年増やし続ければ良い。
山林の樹木と草をすべて有用植物に置き換え、無理なく循環を維持するだけでなくさらに活性させると考えればよいのだ。植物は肥料農薬PHに関係なく育つ。
協生農法とは自然界の物理的な仕組みを活かした「農法理論」、つまり原理なのだから他の農法のような個別の「野菜の作り方」や「栽培法」などはない。
土壌構造の構築など人間には不可能なのだから、「土作り」にはまったく関与せず、肥料はおろか堆肥も必要としない。植物が育ちやすい環境を整えるだけ。
人が好む畑の「良い土、肥えた土壌」など自然界の何処にも存在せず、人間独特の野菜短期肥大製造の道理でしかない。
肥えた土壌を作ろうとする前に、自然界の土壌構造がどうなっているのか理解が先決だろう。
植物や土壌の作り方などそもそもあるはずがない。
野山と野菜を作る畑とは違うと断言するなら、野菜は自然の産物・植物とは異なり、養殖魚や畜産肉と同じ性質を持つ養殖野菜になる。飼料も肥料も道理は同じだ。
仕組みを理解した上で、表土をどのように保持しようが、どのような苗や種、果樹を選ぼうが、配置にしようが自由、理に反する事を続けなければ問題はない。
何が反するのか、何故反するのかがしっかりと理解出来ればそれ以上教えることもなく、具体的な方法は自ら考えれば良い。 植種も配置も同じような農園はなく、物理の独自活用なのだ。
続く・・ なかなか 時空の種にたどり着かんな・・
科学物理界の現状と境界線3
http://ameblo.jp/muu8/entry-11639538310.html
科学物理界の現状と境界線6
http://ameblo.jp/muu8/entry-11646673952.html
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お野人・・農法講師やってるけど・・
野山の植物は詳しくとも 野菜って・・
ほとんど知らないんだよ あまり食べないし
山にも 生えてないし
古代人も まったく食ったことなく
心身の機能維持にもさほど必要がないしな
スーパーで買ったほうが早いけど
たまには農園で採って来て食べるか
マヨネーズと醤油 た~っぷりつけて・・
今年の夏野菜 旨そうに見えてきた
トマト キューり が どっさり