南西諸島で口永良部島が大噴火を起こした。
子供の頃、NHKで「ひょっこりひょうたん島」という人形劇があったが、そのモデルになった島だ。
海賊「トラヒゲ」も登場するが、島の南にあるトカラ列島の宝島は小説のモデルになり、宝探しに大勢が押し寄せた。
口永良部島は屋久島の西12キロに位置する火山島で、住んだことはないが野人とは因縁が深いし知人もいる。
このブログにも登場、「東シナ海流61夜の遭難口永良部島 62床下の地鶏を丸ごと食らう」の舞台になっている。
屋久島で4年近く暮したが、目前にこの口永良部島が見える永田に住んでいた。
まむしの頭と一湊港を出航、毎回この口永良部島を右に見ながら片道6時間のトカラ列島へと向かった。
口永良部島はトカラ列島ではないが、硫黄島同様にトカラと同じ道筋にある火山島だ。
活火山が年中噴火しているトカラ列島の諏訪の瀬島には1年間住んだが、大正時代の噴火で集落が全滅したことがあり、野人の住居だったヤマハ私設飛行場が避難場所になっていた。
爆発と降灰に周年悩まされ、水中眼鏡をしたまま・・
お野人はバイクで島内を走り回っていた。
噴火口の下で、故 川上源一ヤマハ社長を乗せて船釣りの最中、ドーンと噴火、直径数mのでっかい石が山のてっぺんから勢い良く飛び出すのが肉眼で見えた。
ありゃあ・・ここまで飛んで来んなと・・釣りを続けたが、数倍高く上れば風向きによっては飛んで来る。
飛んで来れば船なら逃げられるが集落はそれが出来ない。
しかし日常茶飯事なのだから気にしていたらとても住めない。
諏訪瀬島の住民は50人だったから最悪の場合、ヤマハ所有船をすべて使えば全員島からは離れられる。
島に赴任した時から最悪時の想定はしていた。
口永良部島の住民130人は全員屋久島に無事に避難したが、しばらくは帰れないだろう。
住み慣れた家が無事であることを願っている。
口永良部島噴火 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20150529k0000e040264000c.html
屋久島永田から見た大噴火画像 口永良部島地図
記事に登場する永田の海沿いの民宿経営者は野人の元同僚
東シナ海流1 トカラ列島
http://ameblo.jp/muu8/entry-10092419578.html
東シナ海流61 夜の遭難口永良部島
http://ameblo.jp/muu8/entry-10178921856.html
東シナ海流62 床下の地鶏を丸ごと喰らう
http://ameblo.jp/muu8/entry-10184851029.html
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大和に一番近い島
http://ameblo.jp/muu8/entry-11892864430.html
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ポチもフンが 噴火しそう
愛犬ポチ