元日本テレビプロデューサーで「宇宙塾」を主宰している矢追純一さんが・・
「基本を知り 鍛えるだけで」
と言う記事を書いている。
飛行機や船のプロペラを例にしているが、野人の専門は造船工学、船の設計だった。
矢追さんと野人の思考の共通点は多い。
時々こうして紹介するが、矢追さんも宇宙塾で野人を
「伊勢の面白いおじさん」と呼んでいるらしい。
まあどちらがオッサンか見ればわかるだろう。
矢追さんは伊勢まで野人講習を受けに来て
協生野菜と猪肉と野人理論にハマった。
本を買って行ったが、自分の本は2冊進呈してくれた。
お返しはいつかしないとなあ・・・
友人と2人で来て、友人の名で申し込んでいたので農園での講習が終わるまで気付かなかった。
「矢追さん・・?」と聞くと、「そう~~」
たまたま数日前に、このオッサンの記事は面白いな・・とブログを読んだばかり、どの記事を読んでも必ずあの顔が出て来るのだから何となく覚えていた。
あれだけ何時間も連続して読み続けたブログは矢追さんだけだった。それほど鋭いことが書いてあった。
矢追さんもたぶん同じだったのだろう。
だから伊勢へ来た。
読んだきっかけはビレッジに注文があったからだが、いくは知っていたがテレビ見ない野人は知らなかった。
使う言葉は微妙に違うがどちらも同じことを言っている。違いは、矢追さんはやや哲学的だが野人は物理的ではっきり断定する。 たぶん若さの違いだろう。
思考回路から相手の考え、思いがよく読める。
「矢追さんは・・1カ月以内に必ずここへ来る」
と、いくには言ったが数日で来るとは思わなかった。
やることが早いし、学び探究する情熱も凄い。
日本人は勤勉でもの覚えもよいが、使いこなすのが苦手。つまり、理解が苦手と言うことだ。
自ら考えるよりも手っ取り早く答を聞こうとする。
答の後で、「何故なら」・・と道理を覚える。
どちらも覚えることに変わりなく知識に過ぎない。
物理数学を答から入り、式を暗記するのと大差ない。
考えないのだから思考回路が磨かれるはずがない。
このクセが治らない限り理解とは何かもわからない。
わからなければ最初から説明するのも骨が折れる。
自分が知りたい答の質問は多いが、最初の基本からしっかり勉強した上での理論への鋭い質問はほとんどない。
このブログの目的は答を教えることではなく、理解の思考順路を示すことなのだ。それ以外の時間の余裕は肉体労働者の野人にはなく、日々の記事が精一杯。
起点から順にわかりやすく理を追えばどうしても長くなる。目的に合った思考の起点と順路が最も大切。
野人理論は簡単な暮らしの物理論。
基本的道理をしっかり理解すれば答など自分で出せる。
自在に応用出来ると言うことだ。
便利になればなるほど知識から理解は遠ざかって行く。
「千の知識より1の理解」
これに尽きるのではなかろうか。
どれほど本を読もうが、博識になろうが・・
知識を立体的に使いこなせなければ役には立たず
千の知識の 神隠し ・・ だな
基本を知り、鍛えるだけで
http://ameblo.jp/mystery-adventurer/entry-12002993956.html
矢追純一の哲学
http://ameblo.jp/muu8/entry-11464360477.html
ムーの自然塾
http://ameblo.jp/muu8/entry-11745230945.html