協生農法とは、自然の成り行きと個々の感性に任せる自然農法ではなく、植物生育における道理に反せず、自然界の仕組みを最大限に活用、すべての生き物達を協生させることで共に利を得る農法だ。
産物として植物を採取するが、すべてではなく、天命をまっとうさせ、花も咲かせ子孫も残す。
彼らが作った環境を破壊せずそのまま引き継がせることでさらに環境と生命は活性する。
人間の操作で繁殖出来なくなった野菜種もやがて本来の繁殖力が目覚めるはず。
「毎回耕さず肥料は与えない、環境は整えるが植物の生育に直接関与しない。」
この「基本原理」が理解出来れば子供でも簡単にやれるし、生産量を増やすならさらに理解を深め応用すればよく、学び、探究には際限がない。
農地の条件はすべて異なり、既存のマニュアル農法のように習って終わりということなどはない。
土も野菜も作るものではないし人がやれるものでもない。その道理をしっかり理解することが重要だ。
協生農法に原理はあっても、それを活用してどのような農園にするか、どのように管理するかは自ら決めることなのだ。
そこを勘違いすると思考の基点から間違い、理解は困難になる。
それが既成概念と思いが強い大人と、それがない子供の理解度の違いであり、簡単な協生理論も難解な理論になってしまう。
モデルであるむー農園は・・草食に意欲が湧かない肉食野人がやるのだから生産は・・適当・・
実験しながら生き物達と遊んでいるようなもの。
鳥や虫やモグラが賑やかなほうが楽しい。
終日陽光に晒され、終日寒風に晒され、環境は厳しく作業に関われる時間も少ない。
生産意欲と時間があれば、草の代わりに有用植物が占める比率を増やせるはず。
意欲あるものは環境を選び、むー農園以上を目指せば良い。むー農園は広大な田んぼのど真ん中・・
むー農園を見ても「農法理論の参考」にはならない。見た目も内容も全く異なる農園を幾つか作れば、見た人は戸惑うはず。
どのような野菜山菜中心か、果樹中心か、放牧中心か、目的次第で形はまったく異なる。
む~農園は野人の目的と好みに合った農園なのだ。
理論は自ら理を解しなければ使えず、
見て聞いて覚えるものでもない。
野菜へのこだわりや作り方、農法の常識、これまでの学び方は捨ててかかったほうが理解は早い。
協生農法は物理学者の原人が言うように、既存農法でも自然農法でもない世界第四の農法、これまでの知識は通用しない。
協生農法は何処でもやれるが・・環境は悪いより良い方が楽で、早く立派に育つ。
最高の環境は・・過疎化した山村・・ビルや家屋などが強風を遮る場所、それが野人の答えだ。
陽光は半分、それに北風が当らないことが野菜や果樹にとっては最高の条件だろう。
風に翻弄されるほど体力を使い成長は遅くなる。
むー農園は、木陰作り、防風と、虫と鳥を寄せる為に果樹を配置しているのであり、収穫が主目的ではない。 そもそもそのような目的で畑の真ん中に木を植える人もいないし環境次第では必要ない。
植物の生育には土質の影響も大きいが、そこはまだ完全に解明出来ずこれからだ。
短期に肥料と水で育てる現行農法はこの条件を満たす必要はない。前回紹介した畑はすべて毎年牛糞が大量混入されている、化学肥料も。
草も表土構造もなければ、それらは地下へ浸透、
海へと流れ出て生態系を破壊、年々広がりつつある。
オーストラリア、アメリカ・・世界各国でも。
土中に混入する有機、堆肥に、環境に優しい道理はなく、山積み放置すれば産業廃棄物に変わる。
土作りと称し人は土質をどのようにも変えられる。
しかし、やり過ぎれば最後はコントロールが出来なくなり自らの首を絞める。
植物と土壌の仕組みがわかっていないのだから当然の結果とも言える。
人は野菜に何を求めるのか、食糧としての効率良い量産と見た目の美しさか、それとも健康か・・
大地を食料生産工場とするならやむを得ないが
健康と環境を最重視するなら・・表土の破壊と異物投入を繰り返す現農法は、有機無機を問わず明らかに間違っている。
すべての条件を満たし、すべての生き物が共に生きられる農業は可能。
その為に野人は協生理論、農法を考案、原人は理論の証明、共に世界波及への道を進んでいる。
協生農法は単なる「農法」ではない。
農関係者だけでなく、子供から年配者まで全ての人に理解していただきたい「自然界の仕組み」そのものであり、人間が生きて行く上で必要なもの。 地球のすべての生き物にとっても・・
環境、健康の破壊を招いたのは人間自身、
その修復、復元もまた人間にしか出来ない。
む~~さんと一緒に・・やってみないかい?
みかん・・ あげるから
協生農法は何故物理なのか
http://ameblo.jp/muu8/entry-11952370590.html
協生農法の原理と理念
http://ameblo.jp/muu8/entry-11865236953.html
ほら・・吹きのトウだよ ハクサイッコリー
http://ameblo.jp/muu8/entry-10202173845.html
甘くて最高に美味しい