「野人の食卓」を発行したカモおじさんと編集長がやって来た。
さっそく第一回の絵本制作会議だ。
絵本のサンプルを持参して来たのだがどうもイメージが違う。
幼児にそのまま与えるなら高価で頑丈な表紙のほうがいいが、そうではない。
幼児から学生、成人から高齢者まで楽しめて学べることが前提だ。
安価で、持ち運びが便利で重くない方がいい。
幼児には母親が読んで聞かせ、仕組みを説明してあげればよい。
カモおじさんの提案でおおよその方向性が決まった。
本のシリーズ名は「親と子のぶつりえほん」
絵本と物理は対極にあり、誰もそのような絵本は作れない。
物理と聞くと抵抗はあるが、物理とは物事の理であり日常的なものだ。
小中学校では理科となってはいるが、幼児から物理を教えて何の問題もない。
これまでの野人講習、食、健康セミナーも協生農法講習もすいみん愚お特訓も、すべて基本的な物理講習なのだ。
ページ数は未定だが、サイズは「野人の食卓」と同じで収納も持ち運びも便利。
幾つかストーリーを作り、それから再検討することになった。
そんなもんは簡単 安打製造機のように乱発してあげよう。
それから野人はひたすら10キロの「穴子」さばきに没頭した。
それを見ていたカモおじさん・・帰り際に
「さっきの件 頼むね・・」
「何・・やるの?」
「・・・ あのね・・」
アナゴ・・が すべてを水に流した
過去は 振り向かない
それがむ~まんの生きる道
童話絵本作家「む~まん」
http://ameblo.jp/muu8/entry-11893151613.html