ゴジラの兄弟・・
毒針カット
ゴジラ・・いや、オニオコゼについては何度か紹介したが、手に入ったのでまたまた美味しく頂いた。
人も魚も野人も見かけによらぬもの・・オニオコゼはゴジラに似て器量は最悪だが非常に旨い魚の一つだ。
しかしその反面、顔に似合った猛毒を持つ魚で、背びれに刺されると酷い時には6時間ほど発狂しそうな痛みが続き、1日中腫れと痛みに悩まされる。
毒はハブの数十倍だが、注入される毒の量が微量ゆえに救われるようなものだ。
一か所刺されても激痛が続き、手はグローブのように腫れあがる。
ついうっかりオコゼの上に腰かけて、全部の背びれに深く尻を刺されたら・・これ以上ないくらい尻は腫れあがり・・支離滅裂、諸行無常に死ぬかも尻んな・・・
そう思って野人は森羅万象の護身術を心がけて来た。
つまり、海の中では藻が生えた岩に腰かけないようにして来た。
何しろ過去に2回ハゴジラにやられていたので骨身に沁みている。
しかし、2年前の夏、ついうっかり手をついた時にまたもや指を刺されてしまった。
この時は秘薬オクラホンマキクサーで事なきを得てすぐに治まったが、刺されれば血圧も下がるほど痛いことこの上ない。
ゴジラの兄弟はよだれと憎しみを込めていただいたが、よだれのほうがはるかに勝った。
小さいが刺身にすればフグの歯ごたえ、しかもフグよりは味が濃厚ではるかに旨い。
フグだろうがオコゼだろうが猪だろうが自分で獲ってさばいて食おうとするならリスクはつきものだな。
人類、マンモスの時代から食うことは命懸けだった・・
そう思えばこれしきのリスクは微々たるものだ。
鮫だって猪だって、マムシだって海蛇だって、フグだってオコゼだって、食べてしまえばすべては美しく、美味しい
ゴジラを喰らう
http://ameblo.jp/muu8/entry-10421855904.html
オコゼの毒針画像と護身術
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毒魚ハオコゼ 画像
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ハブ上回る猛毒オコゼに刺された死亡事故について
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秘薬 オクラホンマキクサー
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オコゼに刺されてタラコ指
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東シナ海流41 海に下りたコブラ
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