医学が病気を治せない理由7 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

生物の動力が何なのか、どのような仕組みで動くのかわからなければ修理のしようもない。

「生き物の体は細部に至るまでこうなっています」「しかし、何で自動で動くかわかりません

これが現状だ。


指示が及ぶ筋肉と、及ばない他の全ての臓器、病は指示の及ばない臓器に集中している。

意のままにならない領域だが、明確な意志と精巧な指示と完全な仕組みで動き続けている。

指示は及ばないが、一部が故障すれば全身に及ぶ運命共同体であり、人間社会の会社組織のようなもの、社長に当たる「心」が全体の面倒を見て毎月の給与も支給していると考えればわかりやすい。


指示の及ばない職人集団である臓器に異変が起きるのは全体を統括、進むべく道を決める社長の責任

体本体がどのように行動して、何を食べるかまでは関与出来ないからだ。

給与未払いによる各部門指揮者の不調・・と考えれば良い。

社長や各部署の「意思」は元々有機質ではないのだから、給与は「有機成分や栄養ではない」こともわかるだろう。


病とは、有機細胞の不具合と言うより、この指揮系統の乱れが原因であり、これを解明すれば臓器から精神疾患に至るまでの全ての問題は解決する。

「気の流れ」を重視する東洋医療の理論にやや近いが、理論と手法に決定的な違いがある。

違いがなければ、古来よりの東洋療法だけで病の問題は解決している。


心は目に見える細胞と違い見えないのだから有機物ではない

野人は電子と特定しているが、物質ではないのだから原子核を持たない超微粒子と考えれば良い。

体が発電機を持たない以上、動き続ければバッテリーの低下で動力機能は鈍り、睡眠によって充電が成され、知力体力は回復するが病までは治せない。

充電機でパソコンは充電出来るが、電気系統の故障までは治せないのと同じだ。


細胞の指揮に必要な使用電力とは異なり、各細胞の心と人体総指揮官の心の維持は睡眠による充電ではなく、食べ物によって維持されている。

それは食べ物が持つ生命力、つまり同じ生命電気エネルギーのことであり、有機成分などではない


生物は治癒力と称して自ら修理する機能を持つが、その指揮をとるのが各部門の「意志」であり、生命エネルギーの補給なしで本来の機能は維持出来ない。

動物は「食べる」ことでそれを補給している。


有機成分やミネラルや酵素で問題が解決するならとうの昔にこの問題は解決している。

有機野菜、健康食品、サプリ等、数十年間市場に溢れ、年々加速している。

この加速と比例して病が増加していることから、これら成分、栄養への執着が健康悪化加速の大きな原因とも言えるだろう。


病の原因がわからない以上、それらへの依存はやむを得ないのだが、長く依存するほど原因究明、本来の健康からは遠ざかって行く。

愛飲歴10年・・は、10年間治らないと言うことに他ならない。

健康食品の目的は症状を抑える薬品と同じであり、健康とは関係がないと言える。

薬品同様に「効くかどうか」の判断も、自然のものだから「体に良い」と言う言葉も健康とは無縁だ。


続く・・


それら有機の道理はまた次回に しばし休憩

意識の動力源、エネルギー補給源、伝達系統まで道理を踏まえて詳しく説明しようとすれば気が遠くなってしまうな・・


生命とは 生き物の仕組み1

http://ameblo.jp/muu8/entry-11284358613.html

生命とは 生き物の仕組み2

http://ameblo.jp/muu8/entry-11285367021.html

生命の仕組みのお話4

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ダイエットの盲点3 空腹信号の仕組み

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健康食品の矛盾

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