近代医学をもってしても治せない病気は山ほどある。
その他、漢方医学など様々な療法はあるが、ほぼ全員を完治させる決定的な方法はない。
あればこれほど病が蔓延する事もないだろう。
療法のすべてが、薬品食品や手術、その他の方法による一時的な対処療法に過ぎないことは常識になりつつあるが、それに頼らざるを得ないのもまた常識。
それらを拒絶して自らの運命を切り開こうとする人も増えつつある。
この実情を他の地球上の動物と比較、事故や餓死、伝染病以外での「寿命の全う率」で見れば壊滅的、人類は絶滅危惧種に入るのではなかろうか。
オーバーな表現かもしれないが、人は何歳まで生きられるようになっているか考えればよくわかる。
先進国の平均寿命は年々伸びてはいるが、それは健康になったからだろうか。
人知の創意工夫によって生かされているのであり、健康悪化の伸び率は歴然としている。
本来の健康とは、自己の機能に問題のない事故、飢え、伝染病などに遭遇しなければ寿命をまっとう出来ることなのだ。
120歳の記録があるなら、食べ物が豊かで事故などに遭遇しない人は一切医療の世話にはならず
100歳以上は生きられるはず。
そのような人を探すのは難しく、80歳の平均寿命は最長記録の3分の2ではないか。
3年生きられる動物が2年しか生きられないのと同じことで、80歳で「寿命をまっとうした」、90歳で「長生き出来た」と言えるだろうか。
これを、皆そうだから当然と思うか、おかしいと思うかだが、戦国時代に「人間50年~」と信長が唄ったように昔は寿命が短かった。
それと比較するのではなく、120歳まで生きられることが判明した今、昔はもっと何かを間違えていたと考えるべきではないだろうか。
「3億5千万人のうつ病」で述べたように、精神の仕組みを生命誕生に遡って詳しく書くつもりだが、世界の常識、医療の常識を覆すことになる。
これは理論の核心に入る前の「前書き」と思っていただければよい。
病を治せない理由を、誰でもわかるような簡単な道理で示そう。
続く・・
3億5千万人のうつ病3
http://ameblo.jp/muu8/entry-11612010054.html
生命の仕組みのお話1
http://ameblo.jp/muu8/entry-11413425775.html
自然治癒力 その道理1
http://ameblo.jp/muu8/entry-10926651853.html