穴子の旨さは香りにあり 1 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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マリンビレッジを訪れた人の多くは食材の味の常識が変ったことだろう。

それは野菜、お茶、塩、肉だけでなく魚介類すべてにも言える。


釣りたてのキスだけでなく、販売用のタコ、イカ、牡蠣、スズキ生ハムなどは今も人気が高い。

しかしこの夏の一番人気は何と言っても「アナゴ」だ。

長年安定していた穴子の味の常識が引っくり返り、全員が「美味しい~~」と雄叫びを上げる。

職人技の柔らかい「煮穴子」は美味しくて野人も好物だが、穴子本来の味は穴子が持つ香りにあり、食感は歯ごたえにある。

しかし香りが高く歯ごたえのある穴子を食べた人はほとんどいない。


ゴーリキマリンビレッジの家主でもあり、一番利用の多い株式会社ゴーリキの強力社長までが・・

「こんな旨い穴子食ったことないぞ 何で今まで食わせなかったんだ」と言うほどだ。

仙台から来た野人講演会を企画した夫妻も、「全て旨いがこの穴子は・・」と唸り、ダントツナンバーワンと言い切った。


天ぷらか白焼きで出しているが、蒲焼きや煮穴子にしても抜群に美味しい。

穴子の味は誰でも知っているはずだが、何故これほどの違いがあるのか、


理由は簡単、明石のタコよりはるかに旨いと好評のタコ同様に「処理」の仕方が異なるからだ。

産地としても牡蠣、タコ同様に伊勢湾の最も旨い海域で獲れたものだから穴子のサラブレットのようなもの。

美味しく食べられる食材としての「理」があれば美味しいのは当然だ。

常識同様に、野人は理不尽な食材の扱いを正常に戻しただけ。


タコだけでなく、小学生の頃からウナギや穴子を獲り、穴子を散々食べまくった野人は大の穴子好き、その旨い穴子を求めて穴子専門店や寿司屋を回ったがすべて期待外れ、高かった割には穴子本来の味を得られなかった。

スーパーや回転寿司の穴子はまったく食べる気がしない。


何で不味いかもよくわかった。

人間の流通上の道理だからやむを得ないだろうな。

結局、活きた穴子を手に入れ自分1人で楽しんでいたのだが、要望が多いので旨い穴子を公開、読者に提供することにした。


む~さんお薦めの穴子・・「む~なご」ドキドキ

食べてみなさいね。


続く・・


アカウニと 活き穴子三昧

http://ameblo.jp/muu8/entry-11561548886.html


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味 香り 歯ごたえ抜群 穴子の焼き霜造り

http://ameblo.jp/muu8/entry-11295317954.html


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活き穴子の蒲焼でもてなす

http://ameblo.jp/muu8/entry-11281808480.html


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