路傍の ハックサイ大魔王
風情があったむー農園の農道はアスファルト舗装され、野菜の宝庫だった「道端農園」は壊滅した。
車が通るセンター以外の道端の草むらは、かって野沢菜や人参、レタス、ミブナ、キャベツにトマトなどが生い茂っていた。
園内から進出したフキやミョウガなども勢力を広げていたが壊滅した。
際どい位置にいたハックサイだけがかろうじて生き残り、敷き詰められた土砂に押されながらも頑張っている。
彼らは協生農法講習に随分と貢献してくれた。
野人講習は車から降りていつも道端から始まっていた。
「足元・・出来るだけ踏まないようにね・・」
と・・レタスやミブナを指差していた。
車から降りれば踏まれる位置にあるのだから仕方ないが、踏まれても立ちあがる野菜達は立派だった。
同時期に蒔いた園内の野菜達と比較して講習が始まるのだが、まったく遜色なく、むしろ生き生きとしていた。
白菜に至ってはむしろ園内より立派に育つ。
皆さん驚くのだが、園内と道端の違いは表土の歴史しかなく、園内は作って5年、道端は誰も耕してはいない。
土が硬かろうがまったく問題ないことは園内の通路の野菜を見てもわかる。
地球が誕生して生命が海から陸へ進出、植物がその環境を作り、植物の根が築いた表土構造が地上のすべての生命を育んでいる。
この表土構造が協生農法の基本であり、無肥料でさえあれば良いというものではない。
生き物は成分ではなく生命によって生命を繋ぐ。
ブログ開始以来何度もこのことを伝え続け、人知の及ばない「生命の仕組み」についても書き続けた。
来年もまた、頑張って書き続けるかな・・壮大な命の物語
大みそか、イタリアンシェフと茶屋人が訪ねて来た。
仕事納めの翌日の27日、いくちゃんと風人はシェフの店で優雅にランチ・・
「野人さんは?」
「シシ・・2頭・・さばいてる」
シシと聞いてたまらずシェフは休日の年末にビレッジにやって来た。
ジビエ料理としてだけでなく、ミントも欲しかったようだ。
ヒマな茶屋人も・・・やって来た。
調理場で談話した後、野人は今年最後の仕上げ。
お世話になった調理場の前で野人ダンスを踊り
・・・仕事納めとなった。
明日・・また来るからね
12月のむー農園画像
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同志社大生の農園体験ランチ
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塀の外の巨大な「む~菜」太郎
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路傍のサンチュ~!
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茶揉み~る
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茶屋人とシェフ
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