キジハム作り | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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マリンビレッジはキジ一色、1日はキジに始まりキジに終わっている。

9日は終日にわたり友人のキジ男が育てたキジを処理、10日は20羽を解体、ベタ塩と胡椒をまぶして冷蔵庫で寝かせた。


木曜日にしげちゃんのりちゃんが、70度の湯で塩抜きを兼ねて1時間ボイルして乾燥工程。

同時に大量のキジの骨を5時間煮込んで濃縮スープ作り。

野人は朝から釣りの予約が入っていたが荒天で欠航、キジ男の大型冷蔵庫から数十羽のキジを持ち帰り解体、翌日は-80度の窒素ガスで大量に超急速凍結させるのでその準備に入った。

野人は午後から夕方まで農法講習、しげちゃんのりちゃんだけでは骨が折れる。

イタリアンシェフが昼から助っ人を連れて応援に来たが、ヒマな茶屋人もやって来た。

キジ肉を細かく仕分けして真空パック、骨や頭や足も無駄にせず真空パックした。

金曜日の今日はまた朝から最後のキジ運び、しげちゃんのりちゃんはキジのスモーク行程中に農作業だ。

午後三時からは一斉に急速凍結したが、イタリアンシェフは解体当日手伝った友人のシェフのキジも運んで来た。

凍結は15分で完了するが、シェフは時間ぎりぎりまでこの日運んで来た最後の30羽の解体仕分けを手伝ってくれた。

最後に第二弾「キジの香草ハム」の仕込み、4倍濃縮海水にキジと農園のセロリ、ニンジン、シマラッキョウなどを漬け込み2日間寝かせて低温ボイル、今回はスモークはしない。


キジ作業の仕上げは明日もまだ残っているがこれでヤマ場を越えた。

しけちゃんのりちゃんいくちゃんは明日実家にどっさりキジとキジハムを送るだろう。

この1週間、農作業放り出して慣れない仕事御苦労さま・・

5時を回っての遅い昼食はしげちゃんのりちゃん作、「キジとゴボウめし」で、ゴボウはムー農園産だ。

キジ飯と吸い物だけだったがこれがまた抜群に旨くて何度もおかわりをした。

キジ飯のダシは前日に数時間煮出した骨と頭のスープだ。

前日の昼食は「キジラーメン」で、キジチャーシューと自家製シナチクが乗っていた。

シナチクの材料の琉球竹は種子島から先月送られてきたものだった。

キジばかり食って、変人の野人は奇人になりそうだ。

珍しく今朝は腹が減って5時に目覚めたが、朝食は・・・コレ・・


キジのモモ焼き・・・一個 だけ
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肝と心臓の煮込み 水曜日製造
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まだ・・砂肝が大量に残っている


キジだらけの人生・・・