手作りベーコンの炭火焼き | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

スミイカの刺身 サラダ スズキの刺身
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牡蠣めし タコめし
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スズキの腹身 脂がのって旨い
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今野作  トマトと小松菜の花サラダ
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野人昨  猪鹿雉ハム
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今野談話
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初作品のベーコンを切る嬉しそうなノリしげ音譜
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手作りベーコンの披露宴・・
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スモークの香りが漂う 満腹食後の焼きベーコン
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とっても取っても美味しいわ これ・・
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この日の昼食はイカスミの肝入りパスタ、イカ刺しの他にスズキの刺身、スズキの腹身の炭火焼き、猪鹿鳥ハム、剥きたての牡蠣釜めし、タコ釜めし、むー農園サラダなどがずらりと並び、華やかな食卓になった。

一番人気はイカスミ肝入りパスタかと思えば、食事の終盤近くに皆さんのリクエストで登場したしげちゃんのりちゃんの「手作りベーコン」だった。

ベーコンは本来豚肉の半丸枝肉を塩漬け燻製にしたものだが、日本ではバラ肉を言う。

肩やロースはそれぞれショルダーベーコン、ロースベーコンと言い、モモ肉はモモベーコン・・ではなく、単純に「ハム」だ。

年末から年始にかけて野人は1人淋しく猪ベーコン作りに励んだが、豚のベーコン歴は25年になる。

自家用・・つまり自分で食う為に作ったベーコンはドラム缶で一度に10キロ、それが20回以上あるから旨いベーコンを食いまくった・・・と思うだろうが、そのほとんどは人に食べられてしまった。

朝食にパンやバターやベーコンやエッグを食べる習慣がないから、ストックしたベーコンはあまりの旨さに逆上した民衆どもに略奪されてしまった。

何の為に1週間かけて作るのかさっぱりわからんからやめた。

「ベーコンキングコング」の称号をいただいたが、そんな野蛮な名もいらん・・・

しかしたまには旨いベーコンが恋しく、「美味しいベーコン作ってむーさんに献上するんだよ・・」と、しげちゃんのりちゃんに技を伝授した。

その1号作品が完成、食事は終わりかけていたが、話を聞いた皆のリクエストでこの日の食卓でデビューすることになった。

恥ずかしそうに・・嬉しそうに・・おごそかにベーコンを持ってきたしげちゃんのりちゃんは仲良く並んでベーコンに包丁を入れ、厚切りにして炭火で炙り始めた。

オクラホマミクサーの音楽をかけてあげたかったが、手元にレコードがない・・

ベーコンはフライパンで炒めるより炭火で軽くあぶって脂抜きしたほうがはるかに旨く、しつこくないからいくらでも食べられる。

既に60度で5時間、ヒッコリーの煙でスモークしているから余分な脂は滴り落ちている。

市販の味気ないベーコンよりジューシーでスモークの香りも強烈。

発色剤も防腐剤も使わず、むー塩と黒コショウで仕上げた最高の逸品、ブランド豚でなく普通の豚バラで十分だ。

皆さんの絶賛を浴びた料理人しげちゃんのりちゃんの晴れ舞台だった。

まったく肉が食べられない今野さんは最後まで炭火にかぶりついて7枚食べた。

料理すべてに大感激の講習生桃太郎には、このベーコンはトドメの一撃になった。

何が何でも食ってみたいベーコン狂はマリンビレッジにいらっしゃい・・・

22日の講習会で・・参加者全員に食べさせてあげるかな。

次の定期講習会でも・・・



ベーコン作りの画像
正月早々 猪のベーコン作り

http://ameblo.jp/muu8/entry-11125360817.html